源九郎旅日記 葵の暴れん坊

1982-1983、テレビ朝日/東映

キャスト
松平源九郎/西郷輝彦 弥々姫/池上季実子
又八/桜木健一 鉄心/龍虎 宮尾/春川ますみ
お夕/森マリア お秀/清水石あけみ 石谷隼人正/長門裕之
お奈津の方/稲野和子 池田斉政/北村和夫 徳川家慶/田村高廣

 十二代将軍家慶の弟・麻布材木町に住まいするお控様こと松平源九郎は将軍職御控の地位にあり、文武両道に優れ磊落な性格で知られていた。その人柄に惚れこんだ備前岡山藩主が娘の婿にと望むが、当の弥々姫は源九郎を無為徒食のごくつぶしと嫌い突っ張る。しかし危地に陥ったところを救われ、世間を見てくるとして旅に出る源九郎の旅に同行するのだった。
一行はお控様のとりまきの又八と鉄心和尚、弥々姫とお付の宮尾、密偵のお夕とお秀に、お目付役の扶育方・石谷隼人正と賑やか。各地を旅して行く先々でワルを成敗するお控様、決め台詞は「江戸は麻布の材木町、お控屋敷の松平源九郎、(三つ葉葵の小柄投げ)こいつは俺のほんの名札がわりよ」「なら仕方がねぇ、てめぇらぁ一人残さず叩ぁーっ斬る!」と独特の二刀流が炸裂。暴将の姉妹番組的位置にあったらしく、作りがよく似ているが、峰打ちの上様と違ってお控様はたいてい皆殺し。たまに名乗る偽名は平松源三郎だったりする。成敗衣装はデザイン同じの色違いを三着ほど。

オープニング ロケ地
ナベヅルの乱舞をバックにお控様の殺陣は出水平野
開聞岳バックに汀をゆくお控様、立ち回りは噴煙あがる桜島を背に


第1話 燃えろ!天下の風雲児

 将軍の弟「御控さま」が、見聞を広めるための旅を思い立つに至る、起こりの話。
兄将軍の意向もあり、御控さまの縁談が持ち上がるが、花嫁候補の姫が二人までも変死。裏には、御控さまを将軍に仕立てて操り、天下を恣にせんと謀る悪党がいた。

ロケ地

  • 雅姫をさらった怪しの修験者を追う又八たち、見失ったと思うと上から降ってくる町角は相国寺鐘楼脇。
  • 御控さまのお見合いが行われる増上寺、イメージの門は仁和寺二王門か。
  • 麻布材木町の御控屋敷、相国寺林光院
  • 江戸城イメージ、姫路城天守
  • 雅姫が土左衛門で見つかる水辺、大覚寺大沢池畔。
  • 登城した御控さまがずかずか歩く御廊下、仁和寺宸殿

*娘を御控さまと娶わせて政を牛耳ろうとはかる堀田正衡は青木義朗、手を貸す奥祐筆は御木本伸介、堀田の手の者に五味龍太郎。弥々姫んちの用人の爺さまは中村錦司、雅姫をさらわれて焦る用人は永田光男。


第2話 命を的の母ごころ

 旅をはじめた御控さま、さっそくの世直し人助け。御ある亡夫の形見の問屋場を守る女将は、生き別れの息子と思わぬかたちで再会する。

ロケ地

  • 弁天一家の荒くれに狼藉を働かれている問屋場の人足を助けるくだり、騒ぎに気付くのは金戒光明寺石段で背後に本堂の甍。石段下に焼き餅が名物の茶店を仕立て、立ち回りは石段脇の傾斜地等で。
  • 江戸城イメージ、姫路城天守。石谷が将軍に御控さまのお供を願い出るくだり。
  • 弥々姫と宮尾が呑気に休む茶店、金戒光明寺石段下。
  • 人足が怖じて逃げたため、問屋場の助っ人を買って出る御控さま、紀州家の荷を運ぶ峠は不明(山道、植生は雑多な広葉樹林)。御控さまと別の道を行った又八たちが襲われる山道、湖南アルプス(暴将第一シリーズでオープニングに使われた、切り通しの岩場など出る)。彼らの危機を察した御控さまが馬を飛ばす河原は天神川大堰堤上河川敷。
  • 奪った荷を境木代官所(看板に大書)に運びこむ弁天一家の衆、大覚寺明智門
  • 弁天一家に内通していた問屋場番頭が土左衛門で見つかる水辺、大覚寺放生池堤。見に来た女将と話す御控さまは五社明神
  • 又八らに正太を連れて来させ、女将との関わりを問う御控さま、金戒光明寺鐘楼脇。女将のところへ引っ張って行こうとすると、姫たちが出て正太に逃げられる坂は長安院下坂、又八らに捜せと命じるのは三門下、見上げ。
  • 事後、藤沢を発った御控さまに追いついてくる姫、大内辻堂前。助けてくれたカッコいい恩人が、御控さまと知った途端につんつん突っ張りだす姫が大笑い。

*ろくでなしの前夫に幼い息子を売られてしまった過去を持つ問屋場女将は中村玉緒、グレた挙句弁天一家の鉄砲玉となり女将を殺しに来てしまう「息子」の正太は佐々田修で、恋人の娘は立枝歩。問屋場を狙う弁天の丑五郎は遠藤太津朗、つるむ代官は高野真二、内通者の番頭は国一太郎。


第3話 港祭りの闇を斬れ!

 姫さまの美貌に目をつけた悪党は、たちまち一服盛って拉致監禁。しかし連れに御控さまがいたもんだからワルには最悪、過去の悪行が悉くバレたうえ、人身売買組織は一網打尽に。

ロケ地

  • 酒匂川渡し、大堰川と河川敷。茶店の婆さんに託された前客の忘れ物が、御控さまを事件に巻き込んでゆく。渡船から降りたあとのお祭りの演出は、近くの土手か。
  • 小田原城イメージ、彦根城天守。映画村オープンセットに演出されたお城は書割。
  • 小田原の海浜、琵琶湖東岸。砂浜や河口州、巨岩の露出した汀など様々な場所が使われるが、いずれも遠景に沖ノ島や長命寺山が見えている。
  • 相州屋が姫さまや娘たちを監禁する西ヶ崎の寮、中山邸通用門
  • 御控さまに保護された船頭の回想、沈められた五木屋の船から一緒に逃げた朋輩が、侍に斬られた平塚付近の里、北嵯峨農地・小丘下の畦道。
  • 五木屋の墓、北嵯峨農地・小丘の木の根方。当地を発つ一行がゆく街道、北嵯峨農地の農道背景に富士山を合成。

*「難破」した五木屋の船の生き残り・弥助は大場順、許婚者だった五木屋の娘は木村弓美。弥々姫に目をつける相州屋は小林昭二、五木屋乗っ取りの張本人で本業は鰹節問屋。六連発の短筒をぶっ放す、呂宋ハーフの赤毛の悪党は山本昌平、怪しげなスペイン語(?)をぺらっと喋ったり。こやつらとつるむ小田原藩町奉行は外山高士、強面の家来に岩尾正隆、丘路千、波多野博。雇われ浪人に矢部義章、峰蘭太郎(浪人一、二でクレジット)、ラスボスの前に斬られるセンセイは福ちゃんだがクレジット無し。酒匂川渡しの茶店の婆さまは和歌林三津江。


第4話 花の湯の宿隠れ里

 代官の倅に傷を負わせたかどで追われる男は訳あり、彼を保護した御控さまは、大元の巨悪を懲らすほか、心ならずも離れ離れになっていた恋人たちの取り持ちをして、鬼姫主従の尻拭いもして、当地を去ってゆく。

ロケ地

  • 箱根関所、不明(山道に関所の柵)。雲助から女を助ける御控さまのくだり(関所手前の街道)、不明(林道か)。
  • 関所を通ったあと、助けた女と別れる道隈、大内道隈。三島へ向かう道と、おけいの里・韮山村への道との分岐という設定、一行は亀岡道を南へ来て、おけいはここから八木道へ去る。この間、辻堂は映らず。
  • 韮山村の温泉、日吉山荘前・飛龍の滝(スモーク焚き)
  • 直次郎から事情を聞く町角、今宮神社本殿脇。
  • 韮山村の庄屋屋敷、民家門(前景に湯気の立つ木樋をあしらい)
  • 弥々姫が村の青年に竹槍訓練を施す鎮守、藪田神社。鍛錬は本殿前、ここへ来かかる御控さま一行は境内南の畦道、余計なものは無く山裾の里がちらり。また、舞殿はまだ萱葺き。ラストシーン、里人に見送られ当地を発つ御控さまのくだりは、鳥居前。
  • 直次郎と再会するも、今の我が身を恥じて逃げるおけい、若森廃橋(充分渡れる状態)本梅川(湛水域)。御控さまは対岸から二人を見ている。

*庄屋の息子・直次郎は伊吹剛、江戸で水茶屋勤めをしていたおけいは奈良富士子。直次郎の父で、代官の倅に無礼討ちされた庄屋は宮城幸生。韮山村の良湯を狙い、歓楽街建設を目論む悪代官は睦五郎、倅は本郷直樹、つるむ悪徳商人は汐路章。
*弥々姫は関所パスのため若衆姿、これで御控さまと間違われ里人に見込まれる運び。
*お控さまは葵紋入りの鑑札を見せて関所を通る。御控さまと知れたかどうかは不明だが、役人はへへーっと土下座。


第5話 誰がために鍔は鳴る!

 弥々姫にご執心な馬鹿殿に乗じて悪事をはたらく、獅子身中の虫。こやつのせいで運命を狂わされた人々を見た御控さまは、己を殺しに来た一統を撫で斬りに。

ロケ地

  • 沼津城イメージ、郡上八幡城天守と彦根城天守。
  • 鬼門の沼津を早々に過ぎ、千本松原付近に差し掛かった姫が雲助にからまれる橋、日吉大社走井橋
  • 三島でも沼津でも遊べなかったと御控さまにからむ又八、流れ橋たもと。橋下で大捕物に遭遇、捕り方は蒲原作兵衛で賞金首は御嶽の茂平次。設定は吉原橋。
  • 沼津藩目付の手先が御控さまを襲う吉原の町外れ、大覚寺五社明神。襲撃に失敗した一味の首領が帰り着く目付の屋敷、大覚寺大門
  • 富士川を渡り、岩淵あたりをゆく御控さま一行、囚人を護送中の蒲原と再会する道隈、不明。ここでさったとうげは通れないと聞かされる。
  • 御控さまたちが蒲原の娘を道連れにして歩む迂回路の身延道、高山寺参道。先に行った蒲原たちが襲われ殺されたあと、再びゆく街道も同所。
  • 逃げようとした若い囚人を阻み、傷を負わされた茂平次を手当てする神社、走田神社。ここへ目付の手先が殺到、ラス立ちは本殿前で。蒲原の娘の婚約者が来るのは参道。
  • 事後、当地を発つ一行、北嵯峨農地・農道。

*定年間近の吉原の御用聞きは川辺久造、娘は舟倉たまき、婚約者の興津の役人は白井滋郎。悪党の沼津藩目付は田中浩、手先は曽根晴美。石谷とは友人の沼津藩家老は細川俊夫。蒲原が嫌々捕えた、賞金首の大物・御嶽の茂平次は藤岡重慶、実はむかし目付にハメられた無実の人。茂平次と共に護送される若いチンピラは北村総一朗。


第6話 駿府茶どころ父子みち

 ご先祖ゆかりの地で、民を泣かせ私腹を肥やす、悪辣な役人を見る御控さま。悪党をやっつけ、同時に運命に翻弄されていた父子も救い、晴れ晴れと駿府を後にする。

ロケ地

  • 駿府城イメージ、犬山城天守
  • 駿府は通過とずんずん歩く御控さま、茶畑を眼下に見る街道は木津堤
  • 佐渡村庄屋屋敷イメージ、走田神社社務所
  • 村を襲った捨吉たちが潜む樵小屋、不明(竹林と雑木混じる林)
  • 安次の倅が村の子に苛められているところへ通りかかる姫、下鴨神社糺の森・河合社裏手。庄屋が役人を伴い帰ってくる道は馬場
  • 窮した安次が密かに村を出るところ、倅に証人になれと止められる坂、日吉大社白山宮石段。大中小三つの祠も映り込む。
  • グルだった町奉行に見限られ、抹殺された捨吉たちが屍を晒す川、日吉大社境内・大宮川(大宮橋上手、新しい隠れ家設定で河畔に小屋も演出)
  • 道端に座り込む安次の倅に事情を聞く庄屋の娘、木津堤法面。堤下にある小屋を効果的に映し込む。
  • 事後、当地を発つ一行、下鴨神社参道。石谷のはからいで赦され帰ってきた安次が、走り寄る倅を抱きしめる林は糺の森

*安次は川地民夫、村人に銘茶の製法を伝授した恩人ながら、庄屋の娘の件で捨吉の恨みを買い窮す運び。正体は淀藩の脱藩者で、妻(亡)の兄の罪を被ったかたち。安次を憎からず思う庄屋の娘は本阿弥周子、庄屋は相馬剛三。庄屋の娘を手籠にしようとして阻まれ安次を憎む捨吉は大木正司、荒くれ仲間は出水憲司と小船秋夫。捨吉を使嗾する町奉行は江並隆、村人を追い出して茶畑ゲットを狙う悪徳商人は疋田泰盛。石谷に町奉行の始末をねじ込まれる駿府城代は永野辰弥。


第7話 大井川兄弟仁義

 大坂へ焔硝を運ぶ大筒方が狙われる。襲撃ポイントは大井川渡し、人足を束ねる頭は大筒方の侍の、家を捨て女をとった弟で、情話がひとくさり。アブナイ企みは、弥々姫主従と御控さまがさくっと始末、川止めも解けて一行は賑やかに川を越えてゆく。

ロケ地

  • 大筒方が襲われる、島田へ向かう手前の山道、谷山林道切り通し。御控さまが通りかかり、浪人たちを撃退。弥々姫たちが来かかる道は北嵯峨農地と組み合わせ。
  • 島田代官所、大覚寺明智門。ところの地回りが代官に賭場の上がりを持ってくるシーンは枳殻邸臨池亭のバルコニーで、代官は鯉に餌やり中。
  • 大筒方の「兄」の回想、弟に縁談を勧めていると、意中の人を連れてきていて物別れとなる「江戸城下」、不明(連子窓の塀や石垣など見える)。お城イメージは姫路城天守
  • 大井川渡し、広沢池東岸。富士山合成の絵も。

*川人足を束ねる、硬骨漢のかしらは平泉征、彼を婿にした三番組の家つき娘は小林かおり、かしらの兄で大筒方を務める侍は品川隆二。代官は中田博久で地回りは伊達三郎、彼らを抱きこみ使嗾する若年寄は菅貫太郎。ラス立ち福ちゃん入り、誰の配下か不明だが士分。
*スガカンは、現政権を批判し世を憂えるふうな発言をするが、口先だけで欲得だけみたいにも見える…いつもがいつもだから。


第8話 いのち白浪恋の舞

 浜松を拠点に、関所をスルーして武器を売買する一味あり、偽装工作に昔の大泥棒の名を使う。本格の盗賊だった祖父の名を汚す輩に怒って乗り込んできた孫娘、上つ方までグルと知らず盗賊摘発に奔走する若者、彼らは心ならずも別れた、幼馴染の恋人同士なのだった。

ロケ地

  • 浜松城イメージ、福山城天守
  • 御控さま一行がゆく、浜松城下の街道、酵素ダート
  • 浜名湖の岸をめぐり御油へ抜ける街道(姫街道)で荷駄を襲う、日本左衛門の裔と称する一味、北嵯峨農地か(竹林沿い)。荷を運び去る賊を追ってゆき斬り結ぶ藩目付・国松、酵素河川敷←御控さまたちが通りかかり、ダートから駆け下りて参戦。
  • 姫街道に出る賊について報告するお夕、大覚寺天神島。ここを一味の浪人に狙撃されるが、これをお秀が尾行、浪人が逃げ去る道は有栖川畔、お秀は河床にいて見張り。
  • 一座の太夫が幼馴染のおりんと知った国松、外で話す二人は広沢池西岸。かなり広がりを感じさせるふうに撮ってある。
  • 姫街道を見にゆく御控さま、酵素ダート。おりんが近づいて中にいた浪人に捕まりかける小屋は北嵯峨か(竹林の中)
  • 日本左衛門の孫だと御控さまに告白する太夫、広沢池西岸。国松との経緯を語る段で出る、求婚された水辺は広沢池北岸
  • 荷を船に積み込む一味、大覚寺大沢池畔。捕えてあった国松と太夫を始末しようとするところへ御控さま、大立ち回りは五社明神船着(大)も使って繰り広げられる。
  • 当地を発つ一行、一服していると姫たちがやって来る茶店は北嵯峨農地・木の下。

*太夫は土田早苗、国松は西田健。一味の黒幕の悪家老は山岡徹也、「賊」をつとめていた目付は内田勝正、グルの回船問屋は長谷川弘。ラス立ち福ちゃん入り、藩士。


第9話 ちゃんが命のざんげ金

 矢作川の普請場に仕組まれた事故、密かに杭を切った男は又八の命の恩人という奇縁。捨てた娘を苦界から救いたい、哀れな親心を利用した悪党どもに、御控さまは怒りの剣を振り下ろす。

ロケ地

  • 矢作川普請場、流れ橋
  • 又八の回想、八年前安中の賭場でイカサマを仕出かし簀巻きのところ、弟分を斬ってまで助けてくれた島蔵、上賀茂神社ならの小川畔。
  • お君を連れ出した又八が、鉄心に見つかって逃げる町角、上御霊神社本殿裏手。隠れていた島蔵が顔を出すのは本殿北側の摂社。
  • お君に拒絶された島蔵が、名乗って出ると又八を振り切るところ、悪徳商人の手下が出て立ち回りとなる町角、梅宮大社舞殿脇から蔵前、殺陣は神苑へ移動。
  • 江戸城イメージ、姫路城天守。傷を得て江戸へ戻った石谷が将軍に中間報告。

*島蔵は中野誠也、娘のお君は井澤明子、安中での弟分は福本清三で「やくざ者」とクレジット。ライバルを追い落とし後釜を狙う悪徳商人は森幹太、グルの奉行は田口計。
*「もはやこれまで出会え出会え」で呼ばれて出てきた侍たち、皆して襷掛けで、用意いいったらない。


第10話 つっぱり囃子の子守唄

 藩主の乳母として終身御用をつとめる身となった女の、家に残した子への思いを描く。その家が欲深の悪党どもに陥れられる件は、御控さまが出てさっくり始末。

ロケ地

  • 名古屋城、本物の天守をイメージに。木立越しの絵で金鯱のアップも。
  • 弓の稽古中の藩主に御控さま来訪を告げに来る浦路の方、嵐亭延命閣庭先。入口の門も映る。
  • 城下へ入った御控さまが、藩主差し回しの庭番をまくため又八らに芝居をさせる町角、相国寺鐘楼前。
  • 又八らに庭番を任せて道をゆく御控さま、木曽屋と菱丸屋の若い衆の喧嘩を見るのは相国寺法堂脇回廊。介入し、何人か池に叩き込むシーンは放生池天界橋(池水ドロドロ)。菱丸屋の連中が捨て台詞を吐いて去り、木曽屋の孫娘・お里が御控さまに剣突を食らわせているところへ木曽屋の主が現れるシーンは、梅宮大社神苑にスイッチ(入口の門の前)
  • 幼いお里が母のいない惨めさに泣いた神社(?)、不明(アーチ回廊あり、下部板張り)。後段、浪人の襲撃の際にも使われ、反った材が大写しに。祭りの境内で浦路が御控さまに乳母になった経緯を告白するシーンでは本殿(?)が見える。
  • 菱丸屋と次席家老・来島左近が密会する料亭、錦水亭東屋(靄立つ池越し)
  • 娘と別れる辛さに身を投げようとした玉枝(浦路の方)上賀茂神社ならの小川神事橋(回想シーン)
  • お里が祭り装束の若いのに絡まれる神社境内、上賀茂神社ならの小川畔。
  • 名古屋を発ち伊勢路へ向かう御控さま一行、木津堤

*お里は服部まこ、母の浦路は弓恵子、彼女が乳母をつとめた尾張の殿様は草川祐馬、木曽屋主人は高城淳一。悪い次席家老は小沢象、グルの菱丸屋は守屋俊志。御控さまにまかれる庭番は矢部義章と大矢敬典。ラス立ち福ちゃん入り、しつこいほど何回も殴られ斬られ、お夕にまでぶっすり。
*御控さまの指弾を受け窮した次席家老、一旦控えてたくせに、己の殿様の前なのに、「御控さまともあろうお方が何の御先触れもなくこのようなところへ参られるはずがあるまい、曲者じゃ出会え出会え」と悪あがき。呼ばれて出てきた家士たちは、一様に肩衣片っぽはずして立ち回り。


第11話 波切、潮鳴り悪を斬る!

 悪党てんこ盛りの状況に、ビキビキ怒る御控さま。今回の旅には妙な道連れができるが、正体も目的も限りなく御控さまに近い爺さまなのだった。

ロケ地

  • 江戸城中で町奉行が津藩主に津之国屋に関する訴状が来ていたことを話すシーン、冒頭に姫路城天守をイメージに挿入。
  • 宮宿・七里の渡し場、広沢池東岸。又八たちが置いてけぼりを食わそうとするが、鼾のひどい爺さまはやって来てしまう。
  • 海上の渡船を見ながら陸路をゆく姫たち、ならず者に追われる娘・お里を助ける浜は伊勢付近の海岸か(侵食を受けた岩場が砂浜に点在)
  • 桑名の茶店で休む御控さま一行、広沢池東岸葦原際に茶店仕立て、汀に船着きも。ここで爺さまは名物の焼き蛤を食っているが、金子信雄と蛤の貝殻の取り合わせはやはり凶悪な構図。
  • 京と伊勢との別れ道、渡れば四日市日永村の橋、不明(河口直前に架かる木橋、暴将や映画でも出てくるアレ。御控さまたちは実際に渡っている)
  • 雲助の鈴鹿の源五郎にからまれる街道、酵素降り口、河川敷。
  • 津入りの御控さま一行、同行したお里のみ止められてしまう新設の関所は酵素ダート。爺さまがお里を連れて入る次第。爺さまに促されて先に行った御控さまたちが待っている茶店は退避所か。
  • 伊勢イメージ、二見浦の夫婦岩。山田入りの一行がお里と別れる街道、酵素か。
  • 御控さまが山田奉行らを呼び出す大王崎、不明(先に出た海浜と同所)
  • 伊勢参拝の一行、本物の五十鈴川宇治橋伊勢神宮

*杢兵衛と称する、津の老公は金子信雄。津之国屋の娘・お里は千野弘美。源五郎は南道郎。津之国屋を陥れた山田奉行は勝部演之、グルの地回りは五味龍太郎、ワル仲間の津の勘定奉行は原口剛。


第12話 黒潮、むぎ酒虎目付

 紀州入りした御控さまに付けられたのは、江戸で同門だった大酒呑みの目付役。彼は家老の信篤く、お家に巣食う毒虫退治に一役買っていたが、そのことが恩ある舅の命を奪う結果に。義父との思い出の麦焼酎の封印を切った男は、したたかに酒を食らい大トラに変じて悪党の屋敷に乗り込んでゆく。

ロケ地

  • 和歌山城、本物の天守をイメージに挿入。
  • 白浜に滞在する姫たち、イメージに円月島、姫と宮尾が浸かる牟婁の湯は崎の湯(湯の色は緑、撮影効果のためバスクリン入れてるっぽい)
  • 海辺の情景、三段壁千畳敷など、白浜の海浜が使われ、断崖でのスリルある殺陣も繰り広げられる。
  • 庄屋・藤右ヱ門が、武州屋の横暴を田辺藩へ訴えに行く途中射殺される山道、酵素河川敷

*大トラ目付の西脇左内は長谷川明男、酔って乗り込むはいいがすぐに撃たれてあとは御控さまに丸投げ。妻女は上村香子、舅の庄屋は増田順司、左内を登用した紀州の家老は北原将光。獅子身中の虫の勘定奉行は木村元、グルの悪徳商人は浜田寅彦、ワルの手先をつとめる山伏のヘッドは浜田晃、配下の荒くれは岩尾正隆や阿波地大輔など。ラス立ち福ちゃん入り、複雑なステップ踏んで海老反り。


第13話 葵咲かせた白頭巾

 王城の地に立ち、それでなくても思うところある御控さまの前で、民を泣かせ私腹を肥やす、「葵」を笠に着た役人ども。どうにも捨て置けぬ奴輩を懲らすため大変身の御控さま、捨て身で兄の仇を討ちにゆく青年と心を合わせ、成敗の雨嵐。

ロケ地

  • 京イメージ、金閣銀閣清水寺舞台(南から遠望)東寺(南大門越しに五重塔)八坂神社西楼門、渡月橋(左岸下流側の橋たもとから嵐山望、橋下に投網打つ男、河川敷に舞妓、橋上に雲水あしらい)白川巽橋(白川女と舞妓芸妓あしらい)清水寺全景(塔中心、南から遠望)広沢池(南岸から遍照寺山を望む図)大徳寺(鐘楼と金毛閣)左大文字火床(大の字のみアップ)
  • 入洛した御控さまが感慨深げに風景を眺めるくだり、渡月橋たもと(右岸下流側、亀山を望むアングル。設定は鴨川・三条大橋)。このあと八坂の塔をイメージに挿入し、映画村オープンセットにしつらえた三条小橋たもとの茶店にスイッチ(屋敷町掘割畔、堀に船を浮かべ高瀬川を演出)
  • 弥々姫たちが夕涼みに出るくだり、京の夜イメージに東寺五重塔。「床」の出る鴨河原は嵐山公園・桂川川中に緋毛氈の床机を出して演出、姫と宮尾は中州河川敷・堰堤脇に立ち、「白頭巾」が起こす騒ぎを聞きつける(御控さまの立ち回りはセット撮り)
  • 京における幕府機構を語るくだり、二条城は本物の東南隅櫓、所司代は映画村のセットに看板、京都町奉行所は青蓮院長屋門(役人が出入り。喜三郎の叩刑執行は映画村のセットで)。御控さまたちが仮の宿りとした、喜三郎の住む裏長屋には塔の書割。
  • 京都西町奉行所、大覚寺大門。山城屋からの賄賂が届けられるくだり。
  • 御控さまに山城屋のことを報告するお夕、茶店は三面大黒天の中、導入は門越し、お夕のうしろに「文の助茶屋」の文字(撮影当時は移転前)
  • 御控さまが、喜三郎に言われてズキっと来た件を弥々姫に話すくだり、嵐山公園中州岸・堰堤脇(渡月橋下手、桂川河床に「床」のあしらいもの)。いいムードの二人をからかう舞妓の「見返り」は別撮りか。
  • 事後、一行が京を去る際に出る京イメージ、東本願寺(御影堂門越しに御影堂と阿弥陀堂の甍)泉涌寺舎利殿、東福寺(臥雲橋から通天橋を望む図、洗玉澗は新緑)伏見稲荷千本鳥居と楼門、宇治川派流と酒蔵。伏見の二件のところで又八の「伏見京橋より淀を流れ三十石船」の台詞被り、役者が入ってのロケに移行。
  • 京街道をゆく一行、松本酒造前東高瀬川堤(堤に地蔵や伏見・京橋の道標、茶店の小屋あしらい)

*堅気なりかけで半ばヒモ状態の喜三郎は火野正平、タラシ風味。彼の恋女房は衣通真由美、河内の百姓総代で来て殺されてしまう実兄は岡八郎。黒幕の町奉行は北原義郎、配下の与力は早川保、悪どい目明しは汐路章、悪徳商人は高桐真、意を受けて荒事をこなすヤクザは有川正治、雇われ浪人は平沢彰や小峰さん。長屋の住人に島米八や広瀬義宣、ラス立ち福ちゃん入り・奉行配下の侍。


第14話 なにわ娘の恋十手

 昼行灯の目明しは、娘の結婚資金を得るため凶賊逮捕に躍起。しかし相手の男は、当の賊に脅され苦しんでいた。若い二人のため奔走する御控さま、悪党のうしろにいた大鼠をぱきっと成敗、仲人もつとめ当地を去ってゆく。

ロケ地

  • 淀川下りの三十石船、大覚寺大沢池。上り船の描写もあり、大沢池堤際で岸から船を曳航するさまを撮ってある。対岸からロングで上下する船の表現も。
  • 大坂城、本物の大阪城を大手橋から。
  • 新吉がガラの悪い一味に連れ去られたあと、御控さまにそのことを話すお葉、中ノ島橋上。後段、御控さまが新吉を説得するシーンでは橋下河川敷が使われている。
  • 佐野屋を出た与力が大坂城代と密会する屋形船、大覚寺大沢池船着(小)
  • 大坂城代・牧野備前守邸、知恩院北門
  • 大坂を去る一行がゆく街道、東高瀬川河川敷。通行人や茶店あしらい、菜の花がちらほら咲いている。

*目明しの親爺は北村英三、娘のお葉は荒木由美子、恋人の新吉は荒木しげる。大坂城代は江見俊太郎、意を受けて動く与力は剣持伴紀、グルの両替商は森章二、凶賊のかしらは笹木俊志で一味の浪人に小峰隆司。賊に入られた商家の生き残りの手代は小船秋夫。ラス立ち福ちゃん入り、御控さまに斬られるほかお夕に回し蹴りされてくるくる。


第15話 極楽とんぼのひとり旅

 姫路のご城下、名乗れぬ母の哀話。悪党にハメられ、殺しの罪を着せられ窮した若旦那は、それと知らず実母を頼る。罠は彼の父に迫り、悪事に加担させられかけるが、御控さまが現場に踏み込んでワル一巻の終わり。

ロケ地

  • 姫路城、本物の天守を様々なアングルで。
  • 盆踊りが催される城下、燈籠流しの川は上賀茂神社ならの小川。若旦那が追われ囲まれてチンピラを刺してしまう茂みは下鴨神社河合社脇。
  • 御控さまが若旦那とその恋人を匿う寺、西明寺。弥々姫の池田家ゆかりの寺設定、山門と本堂縁先が使われる。
  • 以前、御用の綿布の荷が賊に襲われた事件の真相を語る回想シーン、襲撃現場の水辺は広沢池東岸
  • 事後、これ以上若旦那に接触せぬため姫路を去るおるい、広沢池東岸と船上。船のシーンでは池の北東部がぐるっと映し出され、萱葺きの一件も映り込む。

*おるいは中村メイコ、襁褓の頃に手放した子の「若旦那」は加納竜、彼の恋人の娘は丘路恵子、若旦那を実の子として育ててきた播磨屋の主は深江章喜。播磨屋を綿布横流しの悪事に引き込もうとする次席家老は石橋雅史、グルの悪徳商人は江幡高志、使嗾を受け弟分のチンピラを殺し若旦那に罪を着せる紋々のアニキは井上茂。回想シーンの襲撃現場、およびラス立ちに福ちゃん、ワル側の藩士。


第16話 姫のお国の幽霊武者

 池田の殿様が拓いた新田に、奇ッ怪な事態。里人を泣かす騎馬武者はもののけに非ず、欲深い悪党どもの仕込み。それによって引き裂かれていた、哀れな夫婦の復縁を見て、御控さまたちはやっぱり姫も一緒に、山陽道を西へ。

ロケ地

  • 旅の一座と共に岡山へ向かう一行、御室霊場巡拝路(坂道)。うるさいので他の道へやられた又八たちが迷い込む秋月新田の夜道、上賀茂神社ならの小川(祠寄り、川はあまり映さず)。このあと神事橋を渡り、怪しの騎馬武者に遭遇。後段、それを懲らしめに行って、同じく成敗に来た弥々姫たちと鉢合わせするくだりでは、又八と和尚は薙刀を振りかざされ川中に叩き込まれ。
  • 岡山城、旭川越しに天守を見る図。
  • お夕に村の様子を調べるよう指示する御控さま、梅宮大社舞殿脇。
  • 侍姿をした一座の男衆をつけてゆく御控さま、仁和寺観音堂脇石畳。彼が参る小杉家の墓は仁和寺九所明神脇に墓石しつらえ。
  • 小杉のことを住職に聞く御控さま、小杉の母が騎馬武者に殺され、妻女が拉致された摘み草の現場、仁和寺疎林。小杉の上司・郡奉行が仇討ちを指示した境内、仁和寺経蔵前。住職と御控さまはその経蔵の基壇に腰掛け。
  • お甲婆さんが絹代を連れ出すと小杉とばったり出会う山道、酵素ダート。「元夫」に去られたあと、絹代が御控さまに事情を話す川べり、酵素河川敷
  • 郡奉行とその倅が馬を駆るのを見るお夕、下鴨神社馬場
  • 郡奉行の倅に罵られいたぶられていた小杉を助けたあと、彼の話を聞く御控さま、梅宮大社神苑汀。
  • 騎馬武者の格好をした郡奉行の倅と取り巻きがゆく道、下鴨神社馬場。御控さまが待機しているのは河合社脇、馬上彼らを斬り捨てるのは馬場。あとからやってきた郡奉行たちを成敗する林は糺の森
  • 小杉が池田家へ帰参せず新田に残ると語られるくだり、イメージの青田は北嵯峨か。
  • 一座と共に城下を去る御控さまを見てお冠の弥々姫、相国寺境内路地。

*小杉は和田浩治、騎馬武者に陵辱されたことで離縁された妻女は朝加真由美、その父の名主は海老江寛。郡奉行は川合伸旺、趣味と実益を兼ねて騎馬武者を演っていた馬鹿息子は手塚茂夫、彼の取り巻きは峰蘭太郎と中嶋俊一。新田請負を狙う悪徳商人は大東俊二、奉行の意を受ける目明しは玉生司朗。一座の太夫は若柳禄寿。寺の住職は山村弘三、村の婆さんは荒木雅子。


第17話 瀬戸は夕焼け夫婦船

 舞台は尾道、瀬戸の小島に抜け荷のブツを隠し、御用船に積み込み荒稼ぎの悪党ども。彼らに運命を狂わされた男女を救う御控さま、青年の若気の至りには鉄拳制裁も。

ロケ地

  • 尾道イメージ、瀬戸の小島群と浄土寺多宝塔。尾道入りした御控さまが夕陽を見る浜辺は広沢池東岸、水中に鳥居あしらい、投網を打つ漁師も演出。
  • 荒くれ水夫たちに追われた船頭が消されるくだり、琵琶湖東岸(大きな岩が汀にある磯、「対岸」に高島の岬や沖ノ島がちらり、遠景には長く伸びる河畔林と思しき影。渡し守の小屋脇には石鳥居、これは有りものと推測)
  • 辰吉とおみよが話す水辺、広沢池東岸葦原際(水中に両部鳥居)。他に回想シーン等何回も出て、御控さまの立ち回りも。
  • 抜け荷のブツを隠してある向島、琵琶湖(巨岩露出した荒磯、高島の岬が近く見える…沖ノ島とかかも)
  • 悪党一堂に会しガハハのところを御控さまに乗り込まれる奉行所、青蓮院長屋門
  • 一行が当地を去る浜辺、琵琶湖(砂浜、水際まで草地が寄せている。行く手に河畔林らしき砂州、松原が控えている。波はけっこう荒い)

*志破れ故郷に逃げ帰るものの、恋人の前に出られずにいるうち悪党の手先をつとめさせられてしまう辰吉はにしきのあきら。結婚を約束した娘・おみよは木村理恵、謀殺された彼女の父は河合絃司。悪徳網元は山本昌平、手下の荒くれは浜伸二、強面浪人は川浪公次郎。黒幕の家老は八名信夫、手下の尾道奉行は吉見荘三郎。冒頭に消された船頭は白井滋郎、向島に詰めていた用心棒のセンセイに福ちゃんや小船秋夫。渡し守の爺さまは神津善行。


第18話 望郷、三田尻はぐれ鳥

 特産の塩に食らいつく悪党ども、浜の人々のため彼らに抵抗する男勝りの塩問屋の女将。ここへ、幼い頃さらわれて行方不明だった女将の息子が帰ってくるが、けんもほろろの「瞼の母」展開、しかし冷たい態度には訳があった。哀しい母子を永遠に引き裂いた者どもを、御控さまは許さない。

ロケ地

  • 三田尻の浜、琵琶湖東岸。砂浜は佐波江浜、河口州や堤は日野川か。浜には塩田あしらい、河口の葦原は灘屋裏口設定。
  • 新二郎が岩田屋殺しを目撃する八幡さま、日吉大社東本宮前参道付近。
  • 御控さまがお夕に塩田奉行を探るよう指示する町角、相国寺境内か。
  • 新二郎の墓に参る灘屋の女将と娘、湖畔の墓地か。

*さらわれて転変のすえ渡世人となった新二郎は志垣太郎、母の灘屋女将は浅香光代。塩会所を作りウハウハを目論んでいた家老は幸田宗丸、手下の塩田奉行は宮口二朗、味方のフリをしていた同業者は天草四郎。


第19話 海峡に咆えた父娘鈴

 舞台は小倉、海峡の町で行われていた抜け荷が、御控さまの知るところとなる。不幸な経緯の果て小倉に辿り着き、成り行きで悪事に手を染めていた男は、役目で拷問した娘に、亡き妻の面影を見出す。

ロケ地

  • 一行が感心して眺める奇勝・平尾台、役者入っての現地ロケ。抜け荷のブツが地下坑に隠されているという設定で、後段にも登場。
  • 秘密を知って逃げた手代の相手・おきわが船上で始末されるところ、弥平次の機転で逃がされる夜の海、広沢池。おきわが泳ぎ着くのは東岸。
  • 小倉城、本物をイメージに。御控さまが弓の稽古中だった殿様のところへ罷り通り、案内される野点の席は嵐亭延命閣の前庭。
  • 御控さまが上げたゾンデに反応した筆頭家老のことを報告するお秀、不明(大きな岩のある浜辺、マジ海か)
  • おきわが弥平次と話す海辺、不明(島影見える、草深い汀。琵琶湖かも)
  • 家老と桝屋がブツを運び出す山道、湖南アルプスか(ガレた山肌が背景に)
  • 弥平次がおきわの父だと明かさずに当地を発つ御控さま、不明(マジ海、砂浜)

*難破して異国に流され、戻ると妻子は心中していた弥平次は大木実、桝屋の下で汚れ仕事をしていて「娘」に会う運び。おきわは佐藤万理、恋人の手代は高木吉治。桝屋は神田隆、弥平次を裏切者として刺すも自分も桝屋に始末されてしまう荒くれは佐藤京一。小倉の殿様は大竹修造、桝屋と組んで私腹を肥やしていた筆頭家老は葉山良二。
*小倉藩主に会うくだり、弥々姫が先に入っていて茶を点てているが、ここで出される茶菓が千鳥饅頭。


第20話 燃やせ玄海!男の炎

 流人船に食らいつき、私腹を肥やす悪党ども。秘密を隠すため犠牲にされた人々や、利用された「元政治犯」の嘆きを見た御控さまは、断罪の刃を振るう。

ロケ地

  • 福岡城、イメージに二条城東南隅櫓と本物の潮見櫓
  • 今回出てくる海はマジ海で現地ロケの模様、海女のいる磯や砂浜、「生の松原」など。
  • 流人船探索の話を立ち聞いた弥々姫が、わくわく顔で渡る石橋、不明(庭園?)
  • 宗像大社に詣でて、西条圭之介に祭神を尋ねる弥々姫、本物の拝殿前。この前に境内各所がぱぱっと映し出される。
  • 石谷さまがお夕を引き連れて参拝する筥崎八幡宮崇福寺、本物。
  • おさとの祖父が沖をゆく流人船を目撃してしまい斬られて落ちた毘沙門山の断崖、保津峡落合落下岩
  • 足手まといなら置いてゆけという弥々姫、待っていろと言う御控さま、二人が話す海辺は桜井二見ヶ浦夫婦岩前の浜、白い両部鳥居も映っている。
  • 御控さまの計略にはまり馬を飛ばす大目付、木津堤か。

*大目付の使嗾で役人たちを斬った流人・どくろ一角は原田大二郎、大塩の乱の政治犯。彼の子を身籠った流人の女は竹井みどり。役目で流人船に乗っていた兄を案じる藩士・圭之介は村嶋修、兄は波多野博。祖父を殺された娘は山本ゆか里、千鳥饅頭の店で彼女にショバ代を強要するヤクザは福本清三で「当八」とクレジット・台詞は博多弁。大目付は高野真二。


第21話 葉隠は金魚侍と見つけたり!

 殖産に努める民思いの侍が煙たい輩は、領内にやってきた御控さまも大キライ。もろともに消そうとする動きに、過去の因縁も絡んでくる。

ロケ地

  • 博多から背振山を越えて佐賀入りの御控さま、一斎が現れて一当りしてゆく山道は酵素ダート。佐賀で待つと捨て台詞。
  • 佐賀・鍋島藩城、不明。
  • 城下入りした一行が、又八の軽口のせいで藩士に絡まれる坂道、金戒光明寺永運院下坂。土下座を迫る藩士に、鉄心が思わず「身分」を口走り、奉行の配下に聞きつけられる運び。
  • 百姓娘たちが佐賀錦を売る町角、大覚寺境内か。
  • 殖産方の森田が金魚を飼う池から流れてくる小川、上賀茂神社ならの小川。後段では、池の堤を切られたという設定で、神事橋下で下流方向を覗き込む図が出てくる。
  • 森田の倅が御控さまに父が軟弱と愚痴る石段、金戒光明寺石段
  • 一斎が御控さまを呼び出して対決の西の原、酵素河川敷
  • 森田一家に見送られ当地を発つ一行、酵素ダート。茶店あしらい。

*森田は山本紀彦、内職で佐賀錦を織るしっかり者の奥方は早瀬久美。産品を一手にしようとする悪徳商人は鈴木康弘、手を貸す町奉行は御木本伸介で腹心は石倉英彦。彼らに復讐心を利用される剣客・一斎は遠藤征慈、南紀で三段壁から落とされた山伏の弟設定。カラミ藩士は杉欣也と立原啓裕。ラス立ち福ちゃん入り。


第22話 肥後の影花わかれ花

 グレる若様を庇い、時には厳しく叱りつける酒肆の女将。彼女の行動はもちろん訳あり、哀しい母の今際のきわを、せめてもと若様に看取らせてやる御控さま、その足で罠を仕掛けた悪党どもを始末に向かう。

ロケ地

  • 熊本城、本物をイメージに。
  • 「辻斬り」にやられた材木商の見分、大覚寺放生池堤汀。これについてお夕の報告を聞く御控さまは護摩堂前。
  • 陰謀の主の回船問屋が入ってゆく次席家老邸、大覚寺大門
  • 家老に会ってきた女将に声を掛け、探りを入れる御控さま、大覚寺天神島。導入は池側から鳥居越しに見上げ。
  • 当地を去る一行、御控さまたちがお昼をつかっているところへ姫たちが来て芥子蓮根を呉れるお堂、御室霊場(山頂近くのお堂、巡拝路を旅人が行き交う)

*女将は三浦布美子、若様は長谷川裕二で父家老は内田稔。若様を罠にはめ家老失脚をはかる次席家老は遠藤太津朗、御用船建造が狙いの悪徳商人は山岡徹也、雇われ浪人は丘路千、若様の取り巻きは黒部進。ラス立ち、福ちゃんと峰蘭さん入り・福ちゃんあちこちで斬られてる。


第23話 葵は薩摩の怨敵でごわす!

 よそ者に門戸を閉ざす薩摩、御控さまは藩主と胸襟を開いて語るべく、弥々姫の伝手をたどって乗り込むが、出水に蟠る悪党が阻む。彼のもとには、かつて御控さまが青春を共にした親友が、挫折感を抱いて燻っていた。

ロケ地

  • 薩摩イメージ、桜島。溶岩道路からのビューも。
  • 「薩摩飛脚」の隠密が追われ消されるくだり、酵素竹林から河川敷、降り口上のダートに梟首台など。断崖は保津峡落合落下岩
  • 矢筈岳・思案坂(薩摩入りについて協議する茶店のシーン)、白水峡か。
  • 郡代から逃げた琉球の姫を匿うくだり、広沢池東岸(船舫り)。おいてけぼりの又八らが、海女さん見てキューの海岸も、アングル違いの同所。
  • 食料を調達して安里姫を隠してある炭焼小屋へ戻る御控さま、農家は植藤か(軒瓦を出した萱葺民家)。小屋への道は不明(林道)
  • 丈介の回想、加治木の差し金で兄の首を落としてしまった刑場、北嵯峨農地小丘。
  • 弥々姫が御控さまのため藩主の書付を貰うくだり、鹿児島城イメージに姫路城天守。書付を持って馬を駆るお夕、木津堤法面。
  • 郡代一味と大立ち回りの河原、保津峡落合河口。槍に貫かれた丈介が、カラ元気を出して御控さまと安里姫を見送るシーン、御控さまたちは落下岩上。河口右岸に死屍累々を見下ろすロングの絵も。

*消息不明の薩摩飛脚の兄を探しに来て、加治木の手下に成り下がっていた御幌丈介は目黒祐樹。郡代に見込まれてしまった安里姫は津島要。徳川は仇、若殿・斉彬はキライと公言する出水郡代・加治木将曹は藤岡重慶、最後の息で丈介を刺す郡代の配下は有川正治。冒頭消される山伏姿の隠密に福ちゃん、ぐっさぐさに刺されて血塗れのほか、逆さ吊りに。


第24話 地獄砦の用心棒

 舞台は飫肥、隠し金山で私腹を肥やす一味あり。怪しまれつつ用心棒として潜り込んだ御控さまは、任務のためとはいえ女心を利用する正義派の青年に鉄拳制裁を加えたあと、悪党ばらをまとめて成敗。

ロケ地

  • 鵜戸屋の番頭らが間道を抜けて隠し金山へ至るルート、高山寺石水院塀際〜酵素ダートに設置した茶店へ←ここの奥に祠あり、開くと金山へ抜ける設定。
  • 弥々姫らが始末されかかっていた庄太の妹を助けるくだり、高山寺参道、茶園前から裏参道あたりを使って展開。
  • 隠し金山のある地獄谷、白水峡か(花崗岩の裸地が連なるバッドランド、派手に発破かけまくり)
  • 金山で使われている小女の八重が水を汲む谷、保津峡落合河口。ここへやって来る御控さまは桟道を来て、矢文でツナギをとる宗吉は崖を駆け上がる。
  • 八重を使って庄太を逃がし、彼らを囮に脱出する宗吉、遡る滝は菩提滝。滝上の道に御控さまが待ち構えていて鉄拳制裁+お説教でシメられ。
  • 摘発にやって来る城代を暗殺にかかる一味だが、中の人は石谷さまなうえ御控さまに出てこられてしまう山道、酵素降り口。立ち回りは河川敷におよぶ。
  • 飫肥藩城イメージ、福山城(全景と天守アップ)
  • 武士を捨て飫肥杉人足頭になった宗吉や、当地に残ることになった庄太らに見送られ当地を発つ一行、仁和寺観音堂脇。

*金山に潜入している城代の隠密・宗吉は小野進也、利用されていることを知っていて彼を慕う八重は田中綾。人足の庄太は内田喜郎、妹は仁和令子。金山を差配する口入屋の鵜戸屋は福山象三、番頭は重久剛一で人足頭は牧冬吉、彼らの黒幕の次席家老は亀石征一郎。清廉な城代は相馬剛三。逃亡に失敗し、狙撃されて果てる人足・相州は真田健一郎。


第25話 手毬は知っていた

 山林奉行の放埓な御母堂には訳あり、彼女を民の敵と付け狙う職人は宮尾の弟分だったり、ボディガードになった御控さまが弥々姫に泣かれたり。裏で糸を引く悪党を見定めて、葵の紋の御登場。

ロケ地

  • 太鼓の練習をしていた大工らが、於美代の方の駕籠を見て襲うくだり、太鼓を据えてあるのは大覚寺五社明神舞殿前。駕籠は放生池堤を来る。
  • 延岡城イメージ、小倉城天守
  • 用心棒に雇われた御控さま、於美代の方のお供で出向く苗場家菩提寺付近の水辺、大覚寺護摩堂(池畔)。先代の不審死について語られる。
  • 御控さまがお芝居で大工を「斬る」町角、仁和寺九所明神。それを見た姫に難詰され刃を向けられるのは経蔵脇。
  • 当地を発つ一行、不明(北山杉の林道)

*於美代の方は宮園純子、お家を壟断し材木を横流ししていた側用人は江見俊太郎で、悪徳商人は長谷川弘。宮尾の父の弟子だった大工は工藤堅太郎、女房は一柳みる。


第26話 月に帰った三度笠

 悪徳商人と組んだ郡代が民を泣かすなか、救済を期待された青年は、故郷を前にして病を得ていた。事情を知った御控さまは、ムシリを付け三度笠を被り、彼の代わりに日田へ。そこには、青年の許婚者が美しい娘になって待っているのだった。

ロケ地

  • 豊後・日田にやって来る弥々姫たち、街道は亀岡・千歳町の農地。後段、村のシーンでも同じアングルが出てくる。丹波国分寺の近く。
  • 又八たちが喧嘩騒ぎを聞きつける町角、民家南塀。駆けつけると弥々姫が介入してくる塀際は民家塀角
  • 郡代に不満を持つ青年たちが寄り合いを持つ宿場はずれの寺、丹波国分寺。門前の畦道には「はさ木」がしっかり密に映っている。
  • 日田・西国郡代陣屋、民家長屋門
  • 清二郎に扮した御控さまと、許婚者のおちかが話す水辺、広沢池西岸湿地・養魚場。御控さまの身分が知れたあとの別れのシーンでは、足踏水車があしらわれている。
  • 当地を発つ一行が休む茶店、天神川河川敷・若布谷落ち口。又八らは岩の下の「滝」で水浴び、茶店は天神川左岸にあしらい。

*おちかは森田理恵、病床から「清二郎」に結婚を促す父は吉田義夫、おちかを慕う村の青年は伊藤敏孝。郡代は久富惟晴、悪徳商人は外山高士。寺を急襲する役人の一人に福ちゃん。


第27話 さらば!湯の町残侠伝

 友達の若き藩主に頼まれて、今更な「下々」視察の御控さま。代替わりに乗じて利権を漁る愚者も見るが、時代遅れの浪花節も生きていた。

ロケ地

  • 伊予松山・石手川イメージ、現地か。石手川橋工事現場は流れ橋、橋桁が流出し増水する場面のほか、橋脚のみとなった橋にビケ付けて工事現場に。派手な放火シーンも撮られている。
  • 伊予松山城、本物をイメージに(全景ロングと天守下から見上げ)。御控さまが藩主に頼まれごとをされる城内、大覚寺勅使門橋
  • 長兵衛親分の乗った御赦免船が着く浜、大覚寺大沢池畔。回想シーンで出る、送られる浜も同所の船着(小)。以降、親分が時の流れを愚痴るシーンや、半助が若棟梁の過去をつらっと喋ってしまうシーンなどもここで。
  • 当地を発つ一行、琵琶湖東岸。姫を忘れてきたと慌て戻る御控さまのアップで終わる。

*乾分の罪を被っての流罪から戻るときっちり裏切られている、時代遅れの任侠は金田龍之介、女房と娘は桜田千枝子と村田みゆき。長兵衛の財を掠め妻子を追いやった悪党で、人を陥れて公共事業に食い込もうとしている五郎兵衛は梅津栄、つるむ普請奉行は北原義郎。倅の瑕疵を言い立てられ御用を失いかける棟梁は河合絃司。人情家の目明しは早川研吉。親分のたった一人の子分のダメ男は玉川良一。工事現場で狼藉をはたらく、五郎兵衛の手下の一人に福ちゃん、橋脚にのぼって材木を投げつけ。
*脚本は迫間健。


第28話 怒れ!いごっそう土佐鯨

 浦奉行の苛政に怒り、天誅を加える青年郷士たち。たまたまそれを阻む形になった御控さまは、深い事情にまで入り込んでゆく。

ロケ地

  • 浦奉行の駕籠が襲われるところへ駆けつける御控さまたち、川堤か。
  • 桜貝を拾う弥々姫についてきた小源太が役人に追われる浜、琵琶湖岸。役人と小源太がもみ合うところへ又八らが介入する林、不明。
  • 笹森に浦奉行襲撃の犯人について話す御控さま、大覚寺五社明神内陣。後段、悩む笹森に小源太を逃がせと意見するシーンでは本殿前階。
  • 石谷さまが役人に小源太らの人相書を見せられる街道、酵素ダート
  • 小源太らが潜む炭焼小屋、酵素河川敷に小屋あしらい。後段、ここで大乱闘。竹林など河川敷各所が使われる。
  • 小源太の母の回想、庄屋だった亡夫が漁師を庇って役人に逆らい捕縛された松ヶ崎の浜、広沢池東岸
  • 笹森の回想、友の庄屋を介錯した浜、北嵯峨農地か。
  • 笹森らが処刑されるところへ御控さまが乱入し大立ち回りの浜、琵琶湖岸
  • 事後、月見の宴が催される桂浜、琵琶湖岸

*下士の笹森権之助は長門勇、豪快な槍の使い手。庄屋は唐沢民賢、その後家は桜町弘子で倅の小源太は中越司、母子して笹森の世話になる運び。浦奉行は石橋雅史、腹心は中田博久。石谷さまと言い争う頑固者の家老は中村錦司。炭焼小屋を包囲する捕り方の一人に福ちゃん。
*タイトルの「いごっそう」には強調記号つき。
*「湖岸」としたが、おそらく東岸と推測。疑問点は高島の岬の見え方。


第29話 哀れ!小判の雨に死す

 藍で欲をかき民を泣かす悪家老、立ち上がる有意の士。彼らに肩入れする篤志家の女将が実は賊、その裏には哀れな母心があった。

ロケ地

  • 阿波徳島城イメージ、姫路城天守。城下掘割イメージ、宇治川派流。稲作を押しのけ藍を作らせる政策に怒った民が蓆旗をあげる在所、民家塀際
  • 鉄心が賊を追っていくと富田屋の女将たちが出てくる寺の門、常寂光寺仁王門
  • 正義派の若侍たちが集まる寮、中山邸門。御控さまたちが参道で見張っていると、女将が入ってゆき、つけてきた鉄心が塀に取り付く。
  • 暴発しかける若者たちを諌めるリーダー格の侍、江戸表へ奔った者たちが消されたシーンは相国寺天界橋と周辺。
  • 民へ施しの米俵が置かれる鎮守、小幡神社拝殿。殺到する民は脇参道を来る。
  • 弥々姫が滞在している庄屋屋敷イメージ、不明(山裾の萱葺民家)。ここを訪ねて戻る御控さま、小幡神社脇参道(外側から)。鉄心が追ってきて女将を助けてと訳を話すのは小幡神社本殿前階。
  • 女将が脅迫者に呼び出される東光寺、龍潭寺。山門を入ったところで紋次とやりあっていると、家老の手下が鐘楼脇から殺到、立ち回りは参道脇の斜面で。
  • 女将の墓、不明(うしろに祠)
  • 当地を発つ一行、相国寺境内路地。

*女将は赤座美代子、彼女の父の部下だった「おじさん」は伊達三郎。女将の息子だった若侍は津田和彦、青年たちのリーダーは田畑猛雄。悪家老は川合伸旺、悪徳商人は溝田繁、手下の脅迫者は森章二。ラス立ち福ちゃん入り、立て続けに何度も斬られたうえ、最後のほうにも御登場。
*今回、御控さまの「名札代わり」は小判、真ん中に葵の紋ついてる。


第30話 命を捨てに来た男

 勘定奉行と通じたライバルの企みで、潰されかかる藩御用の店。家を出ていた兄が戻るものの捨て鉢、しかし彼は血しぶくような思いを隠していた。

ロケ地

  • 坂出屋の荷が襲われる山道、不明(切り通しの坂道)。番頭の崖落ちは保津峡落合落下岩で、別撮り。負傷した番頭を姫らが見つける崖下の道、不明。
  • 高松城イメージ、小倉城。琵琶湖を合成した絵あり、水没しそうな勢い。
  • 坂出屋の兄妹に話を聞く御控さま、琵琶湖東岸(砂浜に岩露出)
  • 先代坂出屋の墓、亀岡か(山腹に墓標)

*実子でないため、わざとグレて身をひいた兄は森田健作、妹は山本郁子。勘定奉行は幸田宗丸、坂出屋を潰し藩御用を狙う商人は岩城力也で、手下のならず者に小船秋夫など。


第31話 すっぽん夫婦ながれ唄

 がちゃがちゃ女とダメ男の珍道中は、起こりからして掛け違い。こやつらに身に覚えのない話を持ち込まれるも、男気を見せるお奉行がいるかと思えば、それをネタに失脚を目論むわるいヤツが現れて大騒ぎ。

ロケ地

  • 奉行が襲われるところへ行き合わせ、刺客を撃退する御控さま、北嵯峨竹林か。
  • 弥々姫が一時帰るくだりに岡山城、旭川越しに天守を望む図。
  • 姫を見かけてさらう浪人たち、浜は琵琶湖東岸。監禁の小屋は不明。
  • 庭瀬藩奉行所、不明(ステップ付きの門を出窓ナメて見る図、イメージカット。暴将1「子連れじょんがら無念流」ほかでも出たアレ)
  • お奉行のことを聞き込んできた半助がおかねに報告の町角、大覚寺天神島祠脇。
  • おかねがお奉行を呼び出す蓮池畔の茶店、大覚寺大沢池畔。おかねの回想、勤番時代のお奉行がおようとデートの水辺(江戸)広沢池観音島橋たもと。
  • とっ捕まった半助をネタにお奉行が呼び出されて消されかかる浜、琵琶湖東岸。危機に御控さまが駆けつけてラス立ち。
  • 当地を発つ一行(おかね半助入り)琵琶湖東岸松原。

*おかねは中村晃子、船宿での朋輩の遺児を預かり育て、父親のお奉行から養育費を取る心算で庭瀬へやって来る次第。おかねの亭主の元板前は蟹江敬三、子の実父だが言い出せずにドツボはまり。お奉行は西岡徳馬、勤勉実直なため虎の尾を踏む清廉なお役人。奉行が煙たい若年寄は山本昌平、つるむ悪徳商人は曽根晴美、強面の中間は井上茂、雇われて消される浪人の一人に福ちゃん。


第32話 神のお告げの夢おんな

 旅先で運命の女に出会ってしまった男は、身請けの金を得ようとして深みにはまる。生木を裂く悪党どもは御控さまの手痛い成敗を受け、恋人たちは新天地へ巣立ってゆく。

ロケ地

  • 出雲入りの弥々姫たち、宍道湖畔は琵琶湖東岸、宮尾が知り合いの大工にばったり出会うのは日吉大社奥の院参道坂登り口。
  • 御控さまが女の悲鳴を聞く川のほとり、日吉大社境内・大宮川畔。おはるが斬られかかっているのは走井橋上、助けたあと事情を聞くのは大宮橋上。
  • おはる宅に踏み込むも不調で引き上げる一味、アジトへ向かう途中通る町角は慈眼堂(廟所前の石灯籠)。アジトは民家塀際と内部か。
  • おはるの回想、辰吉にプロポーズされた宍道湖畔、琵琶湖東岸
  • 賊のかしらが入ってゆく藩大目付の屋敷、門は相国寺大光明寺門。良からぬ相談をぶつ庭は石庭、桔梗の一群れが映り込む。
  • 江戸へ帰る辰吉たちを見送ったあと、自分たちも発つ御控さま、日吉大社奥の院参道坂登り口。

*おはるは早乙女愛、錠前職人の辰吉は織田あきら、弟を捜しに来た兄の大工は和崎俊哉。賊のかしらは田中浩、吹き矢女は川崎あかね、強面や浪人に阿波地大輔や岩尾正隆、川浪公次郎。賊と通じる大目付は中村孝雄。福ちゃん二態、賊の一味の浪人と、ラス立ちで目付配下の侍。


第33話 やがて愛でたき宮津節

 城代を押し込めた次席家老は、殿の御用を騙り多額の運上金を課して民を泣かす。密かに集まる有意の士も消されかかるが、命を賭して彼を救ったのは名も無い遊女だった。

ロケ地

  • 宮津イメージ、天橋立。街道をゆく一行、のんびりしたい御控さまに友が治める宮津を勧める石谷さまのくだり、大覚寺放生池堤
  • 会合を持っているところを討手に襲われ、横目付に追い詰められ崖から落ちる晋介、保津峡落合落下岩
  • 宮津入りした弥々姫らが、調子のいい親無し子に引っ掛かる寺、西明寺鐘楼。
  • 石谷さまが訪ねると閉門になっている城代屋敷、大覚寺大門
  • 御控さまが晋介とおこんを連れて逃げる林、不明。潜むのは保津峡落合落下岩、晋介に化けて追っ手を誘導するのは河口汀、顔を見て追っ手が去ったあと横目付が出てくるのは桟道の方から。
  • 追っ手に捕まり連行されるおこん、上賀茂神社神事橋〜ならの小川畔。拷問のあと釈放されたおこんをつけてくる目明し、上賀茂神社奈良社。おこんが晋介を匿っていた小屋、酵素河川敷に小屋あしらい。
  • 当地を発つ一行、上賀茂神社ならの小川畔。正月なのでお獅子も出ている。

*悪党の意を受けて動くものの、悪にはなりきれない横目付は綿引勝彦。城代派の若侍のリーダー格の晋介は柴田p彦、彼を助けてくれた「船饅頭」のおこんは泉じゅん。次席家老は小沢象、手下の役人は堀田真三、目明しは滝譲二。石谷さまの友達の城代は永野辰弥。城代を介錯する横目付の刀に水を注ぐ係で福ちゃん、ラス立ちにも登場。晋介の同志で峰蘭さんちらり。


第34話 黄金の伝説 大黒様と白兎

 因幡の国に巣食う悪党を退治る御控さま、昔話に因んだ謎解きは牧歌的なるも、親玉は藩重職を手駒扱いのふてぶてしさ。御控さまと知ってもたじろがず、侍の世の終焉を予言して逝く。

ロケ地

  • 追われる森岡を匿うくだり、捕り方をごまかす又八と和尚は広沢池東岸で釣り。小屋はここにセットしたかどうか不明。
  • 大黒屋の墓がある通念寺、不明(墓地は山腹に)
  • 因州屋の駕籠を襲う森岡、駕籠がゆく夜道は大覚寺有栖川(河床から見上げ)、森岡が潜んでいるところへ声を掛け陽動を引き受けるお秀、大覚寺五社明神祠裏(有栖川畔)。駕籠を襲うも因州屋に撃たれ負傷した森岡を保護し手当てする寺(?)西明寺(山門をイメージに挿入、内部はセット撮り)
  • 又八らが食料を調達してくる農家、植藤か(軒瓦を出した萱葺民家、前庭には石塔)。目明しが尾行しているのに気付き走り出す戻り道は広沢池東岸並木道。
  • 御控さまが弥々姫に謎解きを開陳する気多の浜、琵琶湖東岸(砂浜)
  • 当地を発つ一行、琵琶湖流入河川河口部堤(左岸)

*元藩目付の森岡は大門正明、なりは渡世人。彼を慕う大黒屋の娘は里見奈保、亡父は疋田泰盛。因州屋は浜田晃、森岡に斬られたメンの傷も怖い凶悪さ。グルの次席家老は高木二朗、御控さまにビビり因州屋を頼って刺される馬鹿な役回り、これを指して「武士の世も終わり」呼ばわりされる運び。目明しは佐藤晟也。ラス立ち福ちゃん入り、次席家老配下の藩士。小峰さんは用心棒なのでラス立ちだけでなく途中の護衛でも出ている。
*御控さまラス立ちで撃たれ負傷、お召しの片袖抜いて奮戦。ワルの対応からして、源九郎ぎみの忍び旅はその筋に知れ渡っている感じ。


第35話 荒海に哭く恋人形  1983

 改革派の若侍を助けたことで、福井藩の騒動に関わってゆく御控さま。藩政を壟断する悪党についている雇われ浪人は、その昔心ならずも引き裂かれた、お夕の愛する人なのだった。

ロケ地

  • 浪人たちに斬られかかっている若侍を助ける御控さま、不明(砂浜と松林)
  • お夕が浪人の一人を伊十郎と知る竹林、北嵯峨か。
  • お夕と伊十郎の哀しいドラマが展開される三国の浜、間人海岸。立岩周辺のほか、丘から見下ろしの絵もある。波打ち際の美しさを強調した絵がみごと。

*伊十郎は峰岸徹、お夕が約束の場所に来なかったため身を持ち崩した設定。リーダー格の若侍は吉田次昭、態度のわるい神経質そうな仲間は中嶋俊一。黒幕の若年寄は葉山良二、グルの大目付は大竹修造、悪徳商人は井上昭文。悪者にされていた頑固親爺の城代は加賀邦男。ラス立ち福ちゃん入り・表具ごとぐっさり。
*今回、御控さまの成敗衣装は赤の振り毛つけた獅子で。立ち回りは一刀で、納刀無し。


第36話 奥能登に架けた蜃気楼

 輪島入りした途端殺人現場に出くわし、犯人にされてしまう御控さまたち。騒ぎの元の、私腹を肥やす悪家老の専横の裏には、木っ端役人で終わりたくない男の野望が隠されていた。

ロケ地

  • 輪島入りの一行がゆく浜、間人海岸。ロングの絵も。塗師殺しで連行されるところを宿場役人に逃がされる浜は琵琶湖(岩露出)、このあとも出てくる。
  • 金沢城イメージ、姫路城天守
  • にせトリオを追い詰める鎮守、鳥居本八幡宮
  • 輪島を発ち魚津の浜をゆく一行、間人海岸

*御控さまたちを逃がしてくれる役人は藤巻潤、七尾奉行は出水憲司、家老は青木義朗。専売品横流しを断って痛い目にあわされる問屋は穂高稔、娘は岐邑美沙子。にせ源九郎は福本清三、くるくる坂転げ落ちのほか撃たれてきれいにのけぞり。


第37話 孤剣に賭けた越後の女

 抜け荷横行する新潟、上つ方と通じた悪党をぴしぴし指弾する気鋭の役人は、御控さまの剣友。元火盗改の切れ者は望んで当地へ着任しているが、理由は任務ではなく、恋い慕う娘のためだった。

ロケ地

  • 抜け荷現場を見た御控さまに斬りかかる一味、広沢池東岸(水少なし)。鉄砲出されて危機なところへ、岡野率いる新潟奉行所の捕り方が殺到。
  • 悪ガキを散らし「久江の息子」を助ける弥々姫、仁和寺参道石畳
  • 新潟奉行所、大覚寺大門
  • 御控さまの回想、岡野と斎藤弥九郎道場から帰るさ、岡野の許婚者の幾野を見かけた町角、仁和寺観音堂脇。
  • 新潟奉行所から出てきた御控さまに弥々姫の消息を伝えるお夕、大覚寺参道石橋
  • 毒入り弁当を差し入れた牢番が斬られる町角、仁和寺御室桜林西端塀際。
  • 岡野が久江との経緯を告白する町角、石座神社。御控さまと岡野は舞殿前から石段を下りてきて中ほどに腰掛けて話す。
  • 釣りに出てツナギをとる新潟奉行と春日屋、広沢池東岸汀。
  • 久江の回想、婚約者に心変わりを責められる岡野を目撃した町角、仁和寺九所明神。久江は金堂下の坂を来て二人を見かける次第。

*岡野は小林稔侍、久江は山本みどり、岡野が火盗時代に扱った事件で久江の姉夫婦と関わり知り合う設定→新潟まで追っかけ。抜け荷商人は高城淳一、つるむ新潟奉行は高野真二。福ちゃん二態、冒頭の抜け荷現場にいた人足と、ラス立ちの侍。
*ラス立ち変則、小柄投げはラスボスの奉行を斬る前に。小柄も投げず名乗りも上げてないのに、春日屋が「もしや御控さまでは」とやるあたり、どんなふうな噂になってるんだか。


第38話 駆けろ!げんこつ街道

 会津に住む、むかし仕えてくれた中間を懐かしんで訪ねる御控さま。再会を心から喜ぶ男だが、どうやら一人息子が頭痛のタネらしく口ごもる。そして彼はいきなり切支丹の疑いを掛けられて身柄を持っていかれてしまい、御控さまは珍しくカリカリ。御控さま崇拝者のオヤジが、倅の心を萎縮させていたことがキモの、人情話。

ロケ地

  • 佐渡から送られてきた金の荷が強奪される街道、酵素か。
  • 会津城下入りの一行、強奪の件で物々しい街道は日吉大社参道。
  • 弥々姫がならず者たちの亡骸を見る杣小屋、不明(竹まじりの林)
  • 芳三も奉行所へ引っ張られたと報告するお夕、仁和寺経蔵前。
  • 身請けの金の調達方法を責められた芳三が走り出た先、追ってきた御控さまが身分を明かす町角は仁和寺九所明神拝殿前(草ぼうぼう)
  • 蝋燭に砂金を仕込んだ荷が運ばれる今市の街道筋、不明。これを追い関所を騎馬で押し通る御控さまは日吉大社参道、大宮橋。取引が終わって為吉が始末されかかるところへ駆けつけて大立ち回りは西本宮。
  • 御控さまの配慮で、改めて御用の荷が仕立てられ金が運ばれてゆく道、仁和寺御室桜林石畳。

*元中間の為吉は左右田一平、倅の芳三は手塚茂夫で恋人の水茶屋女は風祭ゆき。為吉が勤める蝋燭問屋の主は玉川伊佐男、被害者ぶりがすげー不自然で丸わかり。ラス立ち福ちゃん入り、藩士。


第39話 陸奥みやげ三春駒

 祭りでベコに引っ掛けられ、人事不省に陥った坊を助けるが、担ぎ込んだ医師宅から「父親」が姿を晦ます。調べてみると父どころか誘拐犯、発端があまりに馬鹿馬鹿しく、因を作った者どもは御控さまの大喝を食らう。

ロケ地

  • 猪苗代湖、琵琶湖西岸松原。茶店あしらい場面も。
  • 守山藩城下、郡山天満宮の祭礼は下鴨神社河合社脇に露店等賑やかにあしらい。
  • 御控さまと弥々姫が気持ちを確かめ合う小川べり、下鴨神社泉川(紅葉)
  • 兵六の回想、妻子を置いて泣く泣く小諸を出た際の里は下鴨神社泉川畔、イメージに浅間山を挿入。
  • 兵六が国分屋夫婦に見送られ故郷へ帰る際の渡し場、罧原堤下汀

*子が懐くため拐かしに使われる出稼ぎ男の兵六は谷幹一、坊の父の国分屋は瀬川新蔵。猟官運動の資金を誘拐で調達しようとした勘定奉行は草薙幸二郎、パシリのヤクザは山岡徹也。己が職務を無責任極まるかたちで投げ出し、後釜をめぐる騒ぎを引き起こした大番頭は中村錦司。福ちゃん三態、側用人襲撃の覆面、ヤクザの用心棒、ラス立ちの藩士。


第40話 春を待つ夫婦だるま

 父の仇は許婚者という悲劇、しかし振り下ろされたのは正義の刃と知れる。それでもいつかは来る春の陰で、涙を拭う少女がいた。

ロケ地

  • おきみが達磨を売る二荒山境内、長岡天満宮。境内の路地や石段、摂社のお稲荷さんなど各所が使われ、立ち回りもある。
  • おきみが津田を隠す神輿小屋、大覚寺五社明神。舞殿に壁あしらい。
  • 伊代の従僕を呼び出し問い詰める御控さま、金戒光明寺三門
  • 津田に接触し黒羽からの荷が一日遅れると告げるお夕、金戒光明寺永運院下坂
  • 勘定奉行が黒羽から荷を仕立ててやって来るのに合流する配下、下鴨神社紅葉橋。これに先立って橋下に潜む絵が出てくる。ここから荷駄を進めると、御控さまが出てラス立ちとなるのは河合社脇から糺の森にかけて。
  • 当地を発つ一行、水戸街道分岐がある道は林道か(杉林)

*黒羽藩次席家老を斬って退転した勘定吟味方の津田は森次晃嗣、家老の娘の伊代は千野弘美でお供の従僕は河合絃司。津田に宇都宮城下の長屋を世話したおきみは江本紀代美。家老とつるみ産品の横流しをはたらいていた勘定奉行は田口計、強面の配下は五味龍太郎、悪徳商人は武藤英司。黒羽からの荷に従ってきた藩士の一人に福ちゃん。
*今回小柄は津田に身分を明かすアイテム、ラス立ちは一刀で。


第41話(終) はばたけ!あの雲の彼方へ!

 源九郎を名乗る怪しの覆面が江戸城に放火、将軍も危機に晒される事態に。濡れ衣を晴らすべく奔走する御控さまは、悪を討ったあと再びの旅へ。

ロケ地

  • 江戸へ帰るか水戸へ寄るか話していると、お秀により江戸の急がもたらされる分岐道、大内辻堂前。急ぎ馬をやる御控さまは、亀岡道の坂を駆け上る。あしらわれた道標に「右江戸、左水戸」の記述、日光街道小山宿付近か。
  • 弥々姫たちが変事を聞く街道、不明(林道)
  • 江戸へ戻った御控さま、源九郎が犯人と書き立てた瓦版を読んでいると、男女を襲う浪人たちに遭遇する町角、走田神社本殿前。
  • 襲撃に失敗した浪人たちが入ってゆく佐渡屋の寮、中山邸門。
  • 麻布材木町御控屋敷、相国寺林光院(門と式台玄関)
  • 佐渡屋のことを報告するお夕、走田神社社務所前塀際。
  • 佐渡屋の番頭を呼び出し、約束が違うと文句をつける伊三郎だが、却ってお加代を殺せと命令されてしまう町角、今宮神社石橋。
  • 弥々姫が一時戻る池田家イメージ、不明(31話で出た「入口」と同じ、手前に出窓)
  • 事後、城門を出てくる御控さまは東映映画村門。
  • 弥々姫と別れの橋、相国寺天界橋たもと。
  • ひとりで旅の空の御控さま、大内亀岡道(北望、道端に地蔵あしらい)

*遊興に身を持ち崩し悪党に付け込まれた伊三郎は伊吹剛、彼と結婚するはずだった口入屋の娘は三浦リカ。陰謀の主の西の丸老中は久高惟晴、源九郎に化ける腹心は船水俊宏。悪徳商人は小林勝彦。ラス立ち福ちゃん入り、老中の家来で複数回斬られる大活躍。火事から避難する将軍は、火の粉を避けるため手で顔を覆っている。


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