水戸黄門 第31部 TBS/東映太秦/CAL キャスト 第1話 2002.10.14 旅の起こりは西山荘に駆け込んできた恋人を救って欲しいと訴える娘から。貨幣改鋳に際しうるさ方の金座年寄を黙らせようとする幕閣の陰謀は最も介入して欲しくない水戸の老公を江戸に上らせる仕儀となる。 ロケ地
第2話 「御老公、最初の難所は箱根山」 2002.10.21 舞台は箱根、湯本でどんちゃん騒ぎの関所役人に里見黄門様のお説教パワー全開、腐敗役人だけでなくお供は元より駕籠かきから、果ては助けた若いカップルにも及ぶ。そのうち「助さん格さん下がっていなさい」かなんか言って大小二本の杖を振り回し…まさかね。 ロケ地
第3話 「清水湊の大勝負!」 2002.10.28 清水湊の気風のいい回船問屋の女将の与り知らぬところで行われている抜け荷の陰謀を暴き病巣を除く水戸の老公。初回より見え隠れする幼女と大男の素性が明らかになる。 ロケ地
※ラス立ち、町奉行所与力・佐藤の背後に福本先生。しかし殺陣半ばで印籠出てエビ反りは見られず。 第4話 「お娟にぞっこん!親父と息子」 2002.11.4 江戸家老の動きを制するためご落胤を仕立てようとする掛川藩国家老と、結託する悪徳商人の陰謀に巻き込まれ翻弄される父子を老公が救う。 ロケ地
第5話 「やんちゃ姫の大冒険」 2002.11.11 舞台は浜松。天竜川築堤工事に絡む汚職隠しに動く次席家老と工事現場に潜入して内情を探る若殿とのせめぎあいに、見合いにやって来た宇和島藩の姫が加わり大騒動。身分を知らず知り合った二人が結ばれる大団円を迎える。 ロケ地
※町へ出た宇和島藩の菊姫と老公が話す後ろを通る人に福ちゃん。着流しの遊び人ふう、女連れ。 第6話 「娘剣士の上意討ち」 2002.11/18 舞台は三河吉田。老公が拾った娘は上意討ちの使命を帯びていた。上意討ちは藩金横領の密談を聞かれた勘定奉行の陰謀、娘の出生にまつわる秘密が明らかになり老公の裁きが下る。 ロケ地
第7話 「格も迷惑 意地っ張り母娘」 2002.11.25 舞台は宮宿、熱田神宮門前町。ならず者から助けた格さんに岡惚れのライバル娘たちの背後にはきつい対立を続ける同業者の女将、格さん取り合いのスラップスティックが繰り広げられたあと奉行と組んで悪事を働く両替商に老公の断罪が下る。 ロケ地
第8話 「壊れた香炉は職人魂」 2002.12.2 舞台は桑名、大トラの鋳物師と関わり悪徳商人と側役の悪を糺す老公。お説教パワーでアル中も改心、仕事に精を出すように。 ロケ地
第9話 「忍びの決戦!母娘の再会」 2002.12.9 舞台は伊賀上野、忍びの里を目指す鬼若を説得するが聞かず、アキは老公に託される。しかし里では頭領が投獄され、柳沢の示唆を受けた十兵衛が光圀の命を狙うという騒動の最中。すったもんだの挙句母子の再会が果たされ、老公の旅は続く。 ロケ地
第10話 「ドカーンと一発悪退治」 2002.12.16 舞台は大和・吉野藩。藩主が若年寄になるための運上金取立てが苛烈で苦しむ民。ぐうたらの大砲奉行の屋敷に投宿の老公、昼間から呑んだくれクサる風間平四郎を立ち直らせ同時に民の窮状を救おうと画策する。 ロケ地
※城、大層すぎ。吉野にあんな大っきい城は無理あるような。 第11話 「狙われた浪花の大商人」 2003.1.6 舞台は大坂、商都で繰り広げられる、豪商と大名家の確執を描く。淀屋は山口崇。 ロケ地
第12話 「商売繁盛笹もってこい」 2003.1.13 山陽道をゆく一行、柳原のえべっさんに立ち寄る。混雑のため宿見つからず、声を掛けてきた娘・お糸に従い着いた旅籠は五年も商いをやめておりボロボロ。見兼ねた老公は修繕を買って出る。当初怪しみつつ次第に心を開く女将、飛び出して十年帰ってこない息子の経緯と婚約者のお糸のことも語られる。印籠はお糸が帰宅した際無体をしかける浅野家の侍に出され、翌朝唐突に宝恵駕籠に乗って帰還する息子のエピで大団円。 ロケ地
第13話 「うまい鯛にゃ裏がある」 2003.1.20 舞台は明石、着くなり食い物の話で盛り上がる一行だが、食膳に鯛がのぼらないことに不審不満で詮索がはじまる。上からのお触れで鯛の売買が禁止、理由は大坂へ売って藩財政の助けに、というのは建前で裏には悪徳商人(チャンバラトリオ)と結託して私腹を肥やす家老が。意気投合したところの魚商・魚政が陰謀に巻き込まれるのを老公が救い、めでたく鯛を食らうというストーリーだが、出された鯛の刺身の一皿は四人で突付くにはちっちゃいのでは。 ロケ地
第14話 「白鷺城下の恩返し」 2003.1.27 舞台は姫路。喧嘩仲裁や宿の世話などして小銭を稼ぐ人の良さそうな浪人者と知り合う老公、早速裏事情を探らせる。その男・安兵衛は殿様の刀を紛失したかどで切腹した御刀役の妻子の面倒をみるためなりふり構わぬ小銭稼ぎをしていることが判明、また起こりの刀紛失事件は勘定奉行が物資横流しの噂を消すために仕組んだことと知れる。刀屋を装いワルの内懐に飛び込んだ老公はそのまま印籠に突入、御刀役の遺児はめでたく家督相続を許されることとなる。 ロケ地
第15話 「俺たち日本一の用心棒」 2003.2.3 舞台は龍野。素麺工場を立ち退けと圧力かけられ窮した善兵衛たちはセコい旅芸人一座を幡随院長兵衛の末裔と思い込み助力を依頼、食い詰めた芸人たちは飯食って逃げようとするがほだされ本物のヤクザと対する羽目に。最後は老公の介入でメデタシ。 ロケ地
第16話 「刀が教えた賢兄愚弟」 2003.2.10 舞台は備前岡山。夜道で御納戸奉行の馬に飛ばされた格さんが負傷、刀鍛冶の家に運び込まれる。その家では折りしも池田の殿様の若君の守り刀を鍛造している最中、異母兄弟が腕を競わされていた。実子を偏愛する後妻と荒れる次男坊を見て老公はその家に居続けを決め込み、事の推移を見守る。最後は賄賂を使う商人の企みに乗り兄弟双方の刀を不出来と鑑定する御納戸奉行の所業を殿様の前で暴露し断罪する老公、で幕。 ロケ地
第17話 「民をあざむく仮面の怪人」 2003.2.17 舞台は備中・松山。成羽代官所頭取をつとめる元締は助さんの恩師の娘婿。殺生山にまつわる奇怪な噂は事実で、鵺の大黒と称する謎の一団が密かに鉄を鍛造し横流し。近在の民には大黒さまのお恵みと称し金が分配され不満をそらすという企みの張本人は金山奉行、助さんのライバルは仲間と見えて実は江戸の殿様から命じられて探索に当たっていた忠義の士、淡い未練も終わりとなる。 ロケ地
第18話 「消えた御老公」 2003.2.24 舞台は福山。城下へ差し掛かる街道筋で殿様の収城使の軍勢と、それを追う庄屋を見る一行、町に入る前から内情に関わりまくり。若い庄屋を気にとめた老公が一夜行方不明の一幕もアリ。一見豊かに見える民の暮らしは重税に苦しめられ、逃散か一揆かというところまで来ていた。 ロケ地
第19話 「アキ、小さな恋の港町」 2003.3.3 舞台は三原。世渡り下手の下士・杉江と関わりあう老公。その息子・新吾は別口でアキと知り合い親しくなる。杉江は港の修築に心を砕くが、回船問屋・三原屋の連れてきた河村瑞賢の弟子という治水工事学者に今までの仕事をご破算にされかかる。また、剣の試合で息子の新吾を上役の息子に負けさせるよう圧力をかけられる。しかし堅物の杉江は肯んじずガチンコの応対、出仕停止を命じられ山回りに追いやられるが老公のアドバイスで瑞賢の弟子が偽者と気付き追いかけて捕え、家老の面前に引き据える。ここで妨害勢力が入るが、老公の印籠が出て落着。 ロケ地
第20話 「仕組まれた雛祭り」 2003.3.10 舞台は安芸・三次。藩御用の人形師が嵌められ不遇をかこつのを老公の働きで解決。起こりは老公が山道で崖から落ちて呻いているのを助けた徳次郎から。彼はその人形師のもとで働いていた職人、殿様に納める人形の一体を紛失して御用を取り消されたのを気に病んで故郷を離れていたのだった。親方は不遇のうちに死、その後嗣は徳次郎の娘を娶り孫も生まれていた。徳次郎は老公の示唆で人形を盗んだ弟子の一人を追い詰めるが返り討ちに遭い、娘は監禁されるに及び「乗り込む」という老公。裏で糸を引いていた小納戸頭邸に赴き家老同席の庭で印籠。 ロケ地
第21話 「黄門さまと七化けのお京」 2003.3.17 舞台は広島。泊った宿の気風のいい女将に見覚えの老公、正体は二十年前安芸候のところで引き合わされた女賊・七化けのお京。折りしも広島藩の御金蔵から四千両が盗まれるという事態が出来、責めを負い金が戻らぬ時は切腹の若侍と関わりあう老公、稲妻の光右衛門と名乗りお京と組みノリノリの盗み装束で怪しい商人の蔵を破る。若侍はお京が当時の世話役だった近習頭との間にもうけた子だった。 ロケ地
第22話(終) 「陰謀渦巻く福岡城」 2003.3.24 最終回二時間スペシャル。ゲストに演歌歌手、悪役に土方役者と豪華、ストーリーもいつもより凝ったもの。 ロケ地
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