遠山の金さん

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第126話 「闇の女元締 唐獅子のお駒!」 1985.1.10  7

 スラム潜入もの。与力と結託した、裏稼業を持つ瓦屋が幅を利かす町で、哀しい男女の再会があった。
草笛光子、モロの必殺ノリで、殺し屋の父を持った女の悲哀を演じる。

八幡堀

ロケ地

  • 幻小僧の顛末に疑問を持ち消されたお初の検分、広沢池東岸汀。土手に柵あしらい。お駒曰く「潮のひいたどぶ川」。
  • 矢場へ金さんを呼びに来た早田、熊沢についてのツナギは仁和寺九所明神拝殿脇。
  • 本物の幻小僧を高飛びさせるという夜の桟橋、広沢池東岸にあしらい。潜入中の高山(字適当)与力が来るが、黒兵衛一家に囲まれ負傷(このあと偶然お駒宅へ逃げ込み)
  • お竜、調べてきたお駒のことを金さんに報告するどぶ川端は広沢池西岸湿地、塀めぐらせ。下駄とか棄てられている。
  • 黒兵衛の蔵にお駒の子(高山与力の跡継ぎ)が囚われると知り、お竜に土蔵やぶりを指示する金さん、二人船で近づく夜の堀端は八幡堀、船橋近くの左岸。草ぼうぼう。

遠山金四郎/高橋英樹 長崎矢お弓/由紀さおり 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 お駒/草笛光子 そば屋のお爺/天草四郎 能(ママ)沢軍太夫/原口剛 佐藤京一 唐沢民賢 中村錦司 浜伸二 勝野賢三 藤沢徹夫 白井哲也 三ッ星登史子 諏訪裕子 世利ゆかり 高根さつき 遠山金次郎 内藤康夫 木下通博 奔田陵 北村明男

脚本/高木謙 監督/井沢雅彦

※スラムの設定、出入りを見張るのは大川の橋。
※黒兵衛は佐藤京一、つるむ南の与力は劇中「熊沢」と呼ばれていた。上司は中村錦司、自刃。高山は唐沢民賢。ラス立ち福ちゃん入り、黒兵衛の手下。
※お駒、二ツ名は唐獅子のお駒、得物は分銅。むかし素性を隠し高山と結ばれ息子も授かったが、怖くなり失踪という次第。殺し屋元締の地位は黒兵衛に譲ったもよう。ラス立ち前、御高祖頭巾被ったお駒のカチコミシーンに、必殺ふうミュージック被り。


→ 遠山の金さん 表紙


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