孤雁一刀流

松村昌治監督作品  1963.5.8東映  52

キャスト
松方弘樹 桜町弘子 立川さゆり 三島ゆり子 平幹二朗 富田仲次郎 木村俊恵 戸浦六宏 原田甲子郎 近衛十四郎 進藤英太郎


 流人の子の、数奇な転変を描くお話。
伊豆大島で、流刑人の子として育った弥五郎。恋人の惨死により運命は一変し、彼に侍への道を開く。
内地で情け深い宮司に掬い上げられ、剣の天性を磨くこととなるが、その才を恐れた老剣客の魔手が伸びる。彼を陥れる道具に使われた女は、島で死んだ恋人に酷似していた。

ロケ地

  • 魚をすなどる弥五郎、お昼を持ってくるおたい、身投げの断崖、不明(柱状摂理の岸壁、東尋坊みたいな感じ)。丸太にしがみついて島を抜けるシーンもマジ海。
  • 神域で倒れているところを巫女に発見される三嶋大社、下鴨神社二の鳥居前(お薦さん扱いでつまみ出され)
  • 泥棒撃退で大宮司に認められたあと、剣の稽古に励む林は下鴨神社糺の森、馬をやるのは馬場。
  • 石舟斎の陰謀で三嶋を出た弥五郎が旅ゆく道、琵琶湖西岸か。
  • 自斎の道場、不明(長屋門、セットの可能性あり)
  • 茶店で伊豆から流れ着いた女の噂を聞いた弥五郎が急ぎ乗船する渡し場、琵琶湖か。
  • 石舟斎の襲撃で連れの研ぎ師を亡くしたあと三嶋へ帰る弥五郎、渡し舟は淀川か。
  • 生きていたおたいが待っていると言われ漁師小屋へ走る弥五郎、小屋周辺はセットで、本物の海のイメージカット挿入。

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