忠臣蔵 (忠臣蔵 風の巻、雲の巻)

1991.12.13CX 年末時代劇スペシャル

キャスト
大石内蔵助/仲代達矢 浅野内匠頭/中井貴一 瑤泉院(あぐり)/古手川祐子 戸田局/野際陽子 片岡源五衛門/高橋悦史 吉良上野介/大滝秀治 柳沢出羽守/江原真二郎 堀部安兵衛/地井武男 大高源吾/益岡徹 文吉(畳屋)/左とん平 おとき(文吉女房)/浅利香津代 脇坂淡路守/北大路欣也 梶川与惣兵衛/勝部演之 多門伝八郎/夏八木勲 大石主税/片岡光洋 大野九郎兵衛/小林昭二 武林唯七/勝野洋 岡野金右衛門/田中実 神崎与五郎/三ツ木清隆 小野寺十内/草薙幸二郎 堀部弥兵衛/花沢徳衛 矢頭右衛門七/吉岡秀隆 不破数右衛門/綿引勝彦 吉田忠左衛門/鈴木瑞穂 大石りく/山本陽子 浮橋太夫/若村麻由美 上杉綱憲/中村橋之助 色部又四郎/神山繁 清水一学/平泉成 大石くま/乙羽信子 矢頭なみ/樫山文枝 垣見五郎兵衛/中村梅之助 清兵衛/下川辰平 天野屋利兵衛/北島三郎 赤垣源蔵/渡辺謙 お艶/南野陽子 平兵衛/ハナ肇 宝井其角/下元勉 土屋主税/古谷一行 お杉/小林聡美 塩山伊左衛門/西岡徳馬 重兵衛/江戸家猫八 服部市郎衛門/中村吉右衛門
ナレーター/滝沢修
脚本/古田求
音楽/佐藤勝
監督/富永卓二

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風の巻

 勅使接待役を仰せつかり、鬱々と気の晴れぬ内匠頭を皆で案じるが、不吉な予感は的中。
以降、細かなエピソードを積み重ねて赤穂事件の起こりを描く。風の巻は赤穂開城まで。

ロケ地

  • 赤穂城、本物の大手東北隅櫓と高麗門を映し出す。浜を逍遥する大石、どこかの浜辺(砂浜と磯)の背景に彦根城佐和口多門櫓を合成。
  • 勅使一行がゆく街道、不明(丘陵地か、桜開花)
  • 側用人・柳沢保明邸、随心院薬医門(イメージ)。吉良が訪ねてきて浅野の吝嗇ぶりを愚痴る。
  • 伝奏屋敷、大覚寺大門(イメージ)
  • 江戸城イメージ、姫路城天守。勅答の儀の日のイメージ。刃傷と聞き、城門を駆け入る各藩の供侍たち、姫路城いの門(内側から)。石垣際を走ったあと、刃傷は誰か番士に詰め寄るシーンは姫路城いの門(表側)。多門が出て刃傷は浅野と発表。
  • 第一の早が騎馬で走る街道、不明。戸塚で馬が倒れ、早駕籠に乗り換えて先を急ぐ浜辺、三保の松原(背景に富士山)
  • 総登城の触れに応じ城門へ殺到する赤穂藩士たち、彦根城天秤櫓
  • 城下から逃げてゆく赤穂の領民たち、彦根城堀端。各地から赤穂へ帰参してくる侍たち、赤穂城高麗門
  • 京都留守居役だった小野寺が帰着する渡し場、不明(河口部?)。帰国した安兵衛たちを迎えに出る神崎ら、不明(谷地田脇の道、柵置いて関所に)
  • 収城使が入る城門、彦根城天秤櫓。城明け渡しの夜、城を出る大石父子、赤穂城高麗門

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雲の巻

 浮さまの遊興で幕を開け、さして時間をおかず東下りに。
著名な逸話を散りばめ、討ち入りに持ってゆく。

ロケ地

  • 山科寓居、不明(竹林はロケっぽいが、寓居はセットくさい)
  • 主税が母を追ってゆく道、不明(山道)
  • 東下りの大石一行がゆく街道、不明(山道を遠望)。右衛門七がゆく浜、三保の松原
  • 垣見五郎兵衛と遭遇したあと、大石一行が本懐成就を祈願する鎌倉の八幡宮、不明(派手な唐破風、舞殿側面の板も朱)
  • 棟梁の娘・お艶が岡野(町人姿)とデートする神社、根津神社。お艶が走り抜けるのは楼門前、岡野と会う境内は乙女稲荷か。

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