桃太郎侍

第133話 「千代田の濠に咲く友情」 1979.5.6

 お城の改修工事で大事故発生、担当者の備前守は責められ閉門。すぐに桃さんが動くが、爆破には懐かしい学友が関わってることを知るのだった。
幕閣にあって一人備前守を庇い正義を貫く老中・脇坂摂津守に、特別出演の天知茂。

大内

ロケ地

  • 木曽屋と淡路屋が入ってゆく料亭、嵐山公園・錦。ここで鉄砲玉薬奉行の酒井と初めて会い、賂のお菓子を託す。
  • 託された包みを持って酒井が入ってゆく、老中・本多邸、大覚寺大門
  • 鶴次郎と名乗り酒井を訪ねる桃さん、二人外で話す町角は仁和寺観音堂脇石畳。昌平黌以来十年ぶりと述懐したあと、今回の疑惑について切り込む。蔵や、水場脇石段など映り込んでいる。
  • 日光代参を仰せ付かった脇坂を爆殺するため、奥州街道へ出る酒井と「一味」、大内辻堂前を北へ。このあと、桃さん騎馬で辻堂前を駆け抜け、亀岡道の坂に差し掛かったあたりで追いつき、阻止(辻堂から坂へ行く手前の田畦を駆ける際は、カメラ東側の田地からロングの絵・いかにも街道)。酒井は、桃さんを凶弾から庇って果てる。

桃太郎、松平備前守/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お光/西川ひかる おえい/関悦子 おみよ/吉本真由美 とん太/北野清治 森次晃嗣 田口計 清水彰 永野達雄 有川正治 国一太郎 唐沢民賢 天知茂 北村光生 乃木年雄 山本一郎 吉川佳代子 那須伸太郎 藤沢徹夫 池田真司 蛙の田之助/山城新伍

脚本/野波静雄 監督/井沢雅彦

※酒井は森次晃嗣、母の業病のためやむなく悪事に加担。備前守失脚をはかる老中・本多は田口計、彼が新たに推す材木商・木曽屋は山本一郎で、石材商の淡路屋は唐沢民賢。兄上んとこの用人は130話と同じ永野達雄、役名も左太夫。
※城中で本多にねちねち責められた兄上、怒気を発し脇差に手をかける。脇坂に止められてるが、かちゃって音してた。
※怪我人にはとん太もおり、包帯ぐるぐる。
※酒井が桃さんを羨む発言の際、「捨て扶持の暮らしが良いか」と桃さんが返す。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


  → 桃太郎侍 表紙

・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ