桃太郎侍

第160話 「地獄に墜ちた福の神」 1979.11.11

 身投げをするところ、仁兵ヱらが助けた女はとんだ食わせ者、玉川一座に潜り込むのが目的だった。もちろん、仁兵ヱはいつものようにころっと騙されてラブラブ炸裂、その深く濃い情愛に迫られ、さしもの女殺し屋も心が千々に乱れるのであった。

ロケ地

  • 吉原へ繰り出そうとした仁兵ヱらが身投げ女を見て止める橋、中ノ島橋。セット併用。
  • 唐津藩江戸家老・酒井邸、相国寺大光明寺か(暗い)。イメージのみ。
  • 仁兵ヱとつばめが、上覧の件で呼び出される唐津藩上屋敷、仁和寺本坊表門。有頂天で帰る二人は仁和寺参道、背景に中門続きの造作、次いで御殿の塀が映り込んでいる。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お勝/絵沢萌子 とん太/北野清治 おさよ/川本美和 鮎川いずみ 北原義郎 大月正太郎 中田博久 蛙の田之助/山城新伍

脚本/高階航 監督/井沢雅彦

※悲惨な身の上話をしてうまうまと同情を買う女殺し屋「門付けのおせん」は鮎川いずみ、鳥追い姿が笑える。タイトルは仁兵ヱが彼女を福の神と称した件から。江戸家老は北原義郎、その腹心は中田博久、目的は殿様の暗殺。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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