桃太郎侍

第164話 「お袋さんと呼ばれたい」 1979.12.9

 長屋へ越してきたのは、期待はずれのおばさんで、汚いのはなりばかりではない。しかし鬼婆となじられつつ貯めた金は或る目的のため、しかも「詫び」の内訳は「母」にとって気の毒きわまりないものであった。

下鴨神社

ロケ地

  • 飛騨屋へ赴き、詫び料も母であることも拒否され出てきたおとら、物思いに沈む川べりは下鴨神社泉川(切石橋上手右岸、水面に木漏れ日キラキラ/鳥の声はサンコウチョウか)。桃さんが来て、すぐ旅に出るというおとらを諭す。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お勝/絵沢萌子 とん太/北野清治 おさよ/川本美和 丹阿弥谷津子 河原崎建三 小栗一也 塚本信夫 勝部演之 重久剛一 司裕介 蛙の田之助/山城新伍

脚本/名倉勲 監督/田中徳三

※おとら婆さんは丹阿弥谷津子、材木商・飛騨屋の若旦那・久造は河原崎建三、邪推から女房を追ったも同然の飛騨屋大旦那は小栗一也・今は好々爺。飛騨屋が持つ神君直筆の認許状を取り上げ、己が成り代わろうとする木曽屋は勝部演之、グルの普請奉行は塚本信夫。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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