桃太郎侍

第227話 「身替り代は高すぎた」 1981.3.1

 道楽息子、超絶に痛い目をみて改心するの巻。罰として屋根裏部屋へ押し込められていた三河屋の若旦那だが、仕事に来ていたとん太を抱き込んで抜け出し吉原へ。その間父は殺され、若旦那ととん太はともに下手人として捕まってしまう。ここへ、殺された大旦那に恩を感じている爺さまが自首して出て悪党どもも混乱、まとめて闇に葬ろうとして下手を打つのだった。

相国寺

ロケ地

  • 三河屋の番頭を尾行するつばめたち、相国寺鐘楼脇(弁天社脇から南望の図)〜大光明寺(北町奉行邸)。番頭は、兄の同心とともに奉行に会い悪企みを協議、このシーンは大光明寺方丈前石庭で・奉行は弓のお稽古中。
  • 釈放された三人が消されかかる夜道、広隆寺東塀際(木あり)。桃さんが駆けつけて阻止。
  • 奉行の駕籠行列の前に立つ桃太郎、二尊院紅葉の馬場。坂や塀際、境内と殺陣は移動してゆく。夜ではなく白昼、登城か下城の情景か。
  • 三河屋大旦那の墓、金戒光明寺本堂裏手墓地。改心した若旦那が、一同に挨拶。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 おたま/舟倉たまき 玉川かもめ/遠藤薫 冷泉公裕 今福将雄 増田順司 小笠原弘 大竹修造 杉江廣太郎 大木晤郎 津山栄一 川浪公次郎 和田昌也 妹尾友有 世羅豊

脚本/野波静雄 監督/尾田耕太郎

※若旦那は冷泉公裕、大旦那は増田順司。むかし横領を見逃してもらったうえ暖簾分けの恩まで受けた元番頭の越後屋は今福将雄。現番頭は大竹修造、兄の同心は杉江廣太郎、奉行の石川豊後守は小笠原弘。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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