桃太郎侍

第240話 「桃太郎、命ぎりぎり」 1981.5.31

 兄上の命を狙う者どもは、身代わりに立たれては困るとして、桃さんも襲う。刺客は兄上に嫁してきた公家の姫とその一党、しかし「姫」は夫たる備前守の人柄に打たれ毒殺を完遂できず、組織から制裁を受け果ててしまうのだった。

下鴨神社

ロケ地

  • 桃さんの出療治先の夫婦が殺されている家、広沢池東岸の建物。桃さんが歩く並木と、この「家」の門が映る。ホトトギスの鳴き声被さり。
  • 松平藩(ママ)上屋敷、大覚寺大門。立番いるけど、ほぼイメージ。
  • やってきた五条院の姫を見てご満悦の備前守と用人の爺さま、上屋敷の桜の庭は阪口青龍苑、兄上は築山にいて姫を眺める。後段、池端切石橋たもとに佇む備前守の絵や、鯉に餌をやる姫を老中に面通しさせる桃さんの絵などが出てくる。
  • 姫が参詣に行く高輪・磯部宮、下鴨神社河合社。門前に駕籠が控え、桃さんは三井社の中から凝視。門の傍で姫お付きの侍とツナギをとった風車売りと桃さんが対決するのは糺の森、その福ちゃんの忍者が自刃するシーンは池跡へなだれ込み。河合社は、田之さんが乞食に扮して張り込むシーンでも出てくる。
  • 用人の爺さまに兄上の容態を聞く桃さん、大覚寺五社明神本殿前。縁を取り持ったのは老中と聞く→面通しシーンに・別人と判明。
  • 兄上の気晴らしに野駆に連れ出す桃さん、二人駒を並べるのは下鴨神社馬場

桃太郎、松平備前守/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 名取裕子 高城淳一 穂高稔 高野真二 黒部進 北川恵 江並隆 細谷泉 福本清三 森山紹秀 北剛 佐藤好将 蛙の田之助/山城新伍

脚本/和久田正明 監督/山下耕作

※実は下忍?だった姫は名取裕子、実は甲賀組のお付きは黒部進、福ちゃんはその配下。若年寄復帰を狙う黒幕は高野真二、蹴落とされたと兄上を恨む。穂高稔は桃さんとなじみの目明し。江並隆は老中。
※桃さん、行商の幼女から梅干しを買うが、二回目は福ちゃんに毒を仕込まれてて、ヤバいことに。すぐに吐き出してるけど。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


  → 桃太郎侍 表紙

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