遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第110話 「あの世から招く女」 1972.8.13

 お嬢様に惚れられ、婿がねとなった手代は、情婦の茶屋女が邪魔になる。始末された女が「出る」のだが、他の思惑も乗っかっていた。
当のカップルがお白州で神妙なのも、面白い趣向。

随心院

ロケ地

  • 別れ話がもつれ、お島が落ちた底なしの蓮沼、大覚寺大沢池。このシーンは夜間撮影で、汀が不気味な感じに撮れている。昼間の検分の際や蛾次郎がはまる時は、はっきり天神島とわかる。
  • 「お島の亡骸」を早桶に詰めて投げ込み寺へ運ぶ半次、回向院裏のアレは随心院長屋門前大師堂。春海は留守設定で、安三が出てくる。
  • お島の朋輩を呼び出して遺留品の櫛を見せる茶店、今宮神社東門内側・石橋たもとに床几等設営。出されている餅はあぶり餅。

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 お島/弓恵子 新七/中村孝雄 安三/佐藤蛾次郎 お夏/松木路子 直次郎/天野新士 渚健二 石浜祐次郎 島村昌子 武田てい子 市川男女之助 伝法三千雄 上村亜希 有島淳平 島田秀雄 西康一 田中圭介

脚本/小川英、武末勝 監督/井沢雅彦


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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