遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第144話 「海の向うから来た女」 1973.4.8

 熊と八が助けた女はなんと唐人、彼女を捜し当ててきた男もカタコト。悪辣な人身売買組織に振り回された異国の男女哀れ、言葉のわからぬ女に対し、男の裏切りを秘す奉行なのであった。

中ノ島橋

ロケ地

  • 尾州屋の手の者に追われる麗花と張、追いつかれてしまう夜の橋は中ノ島橋。橋上で張が戦う間、麗花は橋たもとの石積護岸からドボン(ここに祠が置かれていて、朱玉垣が壊れて一緒に落ちる)
  • 夜釣りの熊と八、中州下手の川岸か(流水から右岸汀と知れる。朱玉垣の破片が流れてくる。船着場設定)。後段、張が聞き込みに来る段では昼間の画。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)
  • ED被り、清国へ帰る麗花たちが乗った船、琵琶湖か(映画か何かからの流用と思われる/対岸に山なみ、前景に棕櫚か椰子のシルエット)

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 虎吉/今村民路 半次/島米八 お里/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 張/地井武男 麗花/黄錦英 市川岩五郎 飯沼慧 小田部通麿 田畑猛雄 森秀人 那須伸太朗 藤沢徹夫 森敏光 内藤康夫

脚本/小川英、胡桃哲 監督/林伸憲

※異国の女を好き者に売り飛ばしていた回船問屋・尾州屋は市川岩五郎、グルの船手奉行は飯沼慧、尾州屋の手の者ヘッドは小田部通麿。
※張は「チャン」、麗花は「リンホワ」と劇中呼ばれている。クレジットに読みが振ってあったようだが、薄くて読めず。白州では「れいか」、「ちょう」呼び。
※船着場のおやじ、張の聞き込みの際熊と八を「クマンバチ」呼ばわり。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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