遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第23話 「仁王と呼ばれた男」 1970.12.13

 凶賊と、ブツを買い入れる悪党どもを一掃するお話。今働きの仁王の伊蔵は、三年前足を洗ったかしらの名を騙っており、掟に背いて非道をはたらいていた。
孫の恋人が伊蔵を仇と狙うと知った「本物」の爺さま、諸肌ぬいで外道どもに凄んでみせる。

ロケ地

  • 蜆漁の男が死体を見つける河原、琵琶湖流入河川の河口付近と思われる(砂地、葭生い茂りヤナギ等の高木も)。林越しに見える山なみは比良か。後段、阿弥陀一家の法被を着た正吉がお清とデートのシーンにも出る。
  • 釣り帰り(?)の金さんと敬太、怪しの男たちが屍を棄てるところを目撃する林、鳥居本八幡宮。金さんたちが通りかかるのは境外の小径、死体遺棄は広場。
  • 伊蔵の盗品を荷揚げする夜の川、上賀茂神社ならの小川(河床に船)。奈良社鳥居が映り込んでいる。佐兵衛往生は藤棚近くの石積際。

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 敬太/蔵忠芳 おその/水谷旺子 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 内藤与十郎/那保 半次/島米八 お清/有川由紀 正吉/北条清 佐兵ヱ/小栗一也 仁王の伊蔵/汐路章 阿弥陀の伝八/五味竜太郎 西国屋/永野達雄 伊立平助/玉川良一

脚本/松山威、茶木克彰 監督/荒井岱志


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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