遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第36話 「寝返った女」 1971.3.14

 殺し屋が金さん=北町奉行と突き止め、雇い主の悪徳商人と汚職役人は、「金さんで抹殺する」挙に出る。斬られたり監禁されたりさんざんな目に遭う金さんだが、悪女の心理を利用して虎口を脱するのであった。

下鴨神社

ロケ地

  • 平八を窺っていた男に気付いた金さん、店の外へ出て接触する林、下鴨神社河合社脇。殺し屋・紋三が投げてきた千枚通しを投げ返し傷を負わせる。
  • 金さんの前に現れた浪人たちが、紋三の死体を投げて寄越す林、下鴨神社河合社脇。危ない目に遭う金さんだが、からくも逃げる。
  • 陣場浪人たちがアジトにしている本町の荒れ寺・浄念寺、慈眼堂。はじめに出る内部描写はセット撮り、大野屋の妾・お甲が金さんを騙して連れてくるシーンで山門と廟所前が使われる。夜間撮影。
  • 縄をはずし戦う金さんだが手傷を負い再び捕まってしまう小川べり、下鴨神社泉川畔。監禁されていた小屋に、この川の瀬音が響いていた設定。
  • 大野屋が陣場らのもとへ千両箱を持ってゆく際駕籠で渡る橋、下鴨神社紅葉橋

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 おしげ/山田桂子 子分半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 お甲/町田祥子 紋三/守屋俊志 門脇主税介/中井啓輔 市兵ヱ/永井秀明 陣場/江見俊太郎

脚本/小川英、胡桃哲 監督/井沢雅彦

※平八、新しい女将・おしげと女中・おさとが入る。与力も高崎どのにかわる。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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