遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第51話 「白州で抱かれた女」 1971.6.27

 金さんが人殺しのかどで捕縛されるが、遠山奉行を狙ったものではなく、通りがかりの遊び人に罪を着せただけというお粗末。しかし事件の根は深く他にも被害者がいて、金さんの奔走で一組の夫婦が幸せを取り戻すのだった。

京都御苑

ロケ地

  • 南町同心・朝井を騙し討ちする九頭竜、京都御苑拾翠亭南塀際(細竹編の塀際、殺ったあと「土手」にいた善助を呼びつけ、指示を出す)
  • 文三親分宅でへぼ将棋につきあっていた金さん、投げ出して帰るさ鳴る暮六つの鐘、坊主が撞く鐘は本法寺鐘楼、塔映り込み。このあと金さんは拾翠亭南西角を曲がってきて「現場」に出くわし、善助の証言により犯人にされてしまい、赤沢同心に逮捕される次第。
  • 女房横取りを目論んだ南町与力・伊庭により寄場送りとなった和吉、彼に事情を聞くため潜入する石川島人足寄場は唐崎。高崎どのがお供に化けた金さんを連れて入る。二人は船で来て上陸、石垣際に柵を仕立ててある。

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おしげ/山田桂子 おさと/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 お良/青木一子 和吉/佐々木功 善助/伝法三千雄 番士/野崎善彦 朝井/高崎継義 赤沢/有川正治 九頭竜/小田部通麿 伊庭弥十郎/神田隆

脚本/小川英、胡桃哲 監督/河野寿一

※文三親分、圧力かけられて金さんのアリバイを証言せず。おどおどしてるし、半次にまで不審がられてるし、なんか服も破れてるしカワイソ。
※タイトルは、晴れて無罪となった亭主と抱き合って喜びを噛み締める、小間物屋女将のお良。二人にあてられたお奉行、「これにて一件」で言葉につまるのが傑作。お白州から退場の廊下では、扇子出して仰ぎつつ笑う。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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