橋幸夫主演作品、1974.9.29〜1975.3.30　NET/東映

第25話　「帰って来たならず者」　1975.3.16

　サイテーな男である亭主と、彼が連れてきた態のゴロツキ浪人どもに翻弄される女。過酷な運命の果て、したたかな性を持つに至ったお絹だが、奉行はささやかな幸せを指し示してやるのだった。

ロケ地

• 石和宿でテラ銭泥棒をはたらいた浪人どもが巣食う神輿小屋、今宮神社絵馬堂に演出。外観も、中からの映像も出るが、かなり判り難い。
• お絹と安吉が気持ちを確かめ合っていると、浪人の一人が現れて刃をかざす町角、今宮神社神馬舎裏手。助けを求めるお絹のシーンで、楼門など映り込む。

金さん/橋幸夫　枯杉風山/柳沢真一　おみち/紅景子　権三/南道郎　太吉/山田太郎　安吉/袋正　辰造/剣持伴紀　国一太郎　山口幸生　鈴木康弘　五十嵐義弘　三島猛　岡嶋艶子　野崎善彦　那須伸太朗　特技・宍戸大全　お絹/西尾美恵子

脚本/押川国秋　監督/林伸憲

※お絹を叩き売った亭主は辰次、二人は元同じ屋敷に奉公。安吉もそこに出入りの行商人、無理してお絹を身請けしたところへ辰次が帰還の運び(このときテラ銭二百両持ち逃げ)。山口幸生は金さんに報告する同心。鈴木康弘は浪人の一人。

→　ご存じ金さん捕物帳　表紙