水戸黄門 第二部

第13話 「仇討ち角兵衛獅子」 1970.12.21

 新庄城下へ入る途中、へたくそな角兵衛獅子兄妹を見る老公、哀れと思い金をつかわし関りができる。この二人実は侍の子で、父を殺した道場主を捜していた。
曲折のすえ、晴れて堂々仇討ちを果たさせる大団円を迎える。

酒屋神社

ロケ地

  • 格さんがカップルの旅人を見ていて冷やかされる街道、不明(谷地田の地道、路傍に小屋あり。竹林や溜池も見える。酒屋神社付近かも)。一行は新庄城下を目指している。
  • うまくとんぼを切れなくて稼げない角兵衛の兄妹と出くわす町角、酒屋神社前道隈。老公が銭をやり励まして去る。
  • 喉が渇いたと老公が言い出し、助さんが水を調達に行くくだり、老公と格さんが待つ道は酒屋神社参道か。助さんが入る町はずれの浄明寺、神光院(山門を入ってゆく。一行は結局ここへ逗留の運び)
  • 角兵衛の兄妹が飴売りを羨ましげに見る町角、下鴨神社河合社脇塀際。このあと、貰った銭を失くしたのに気づき、酒屋神社前や河合社塀際を探し回り、雨に降られ行き暮れて「浄明寺」へ。
  • 兄妹の朋輩の角兵衛が「仇」を見かける町角、酒屋神社前。男を追ってゆくとセットにスイッチ。
  • あの兄妹に仇を討たせてやりたいと話す、境内をお掃除中の助格、神光院本堂裏手。このとき「木」に風車が刺さり、弥七は蔵の前にすたっと「着地」。
  • 角兵衛たちの姉さん格のお冬が洗い物をする寺の井戸、神光院水場。仇討ちに備え角兵衛の兄を鍛える助さんは中興堂前。ここへ角兵衛の親方はじめ仇に奉行など悪党どもが殺到、大立ち回りに。この際、塀越しに山なみが映る(今は見られない)
  • 老公、城代立ち会いのもと行われる仇討ち、下鴨神社馬場に幔幕張り巡らせ。別れの道は酒屋神社付近と思われる。

脚本/葉村彰子 監督/内出好吉

※意地悪で乱暴な角兵衛の親方は梅津栄、妹は奉行の妾。仇の道場主は江見俊太郎、格さんに引っかけられる門弟は小峰さん。


→ 水戸黄門第二部 表紙


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