水戸黄門 第二部

第20話 「喧嘩買います」 1971.2.8

 木曽福島入りの一行、そこは元からの材木商と、代官に阿った新興の商人が激しく対立する現場。抗争に巻き込まれて落命する老いた浪人は、倅が宿直の際盗まれた、殿様の刀を捜していた。

滋賀院門跡

ロケ地

  • 木曽入り手前の丘、野崎屋の男衆が無体をはたらく茶店(坂の途中)、不明。
  • 八兵衛が見張る代官所、滋賀院門跡。代官が騎馬で出てくるが、抗争勃発を知りながら町中へ向かわず村方のほうへ(門を出て南へ/八兵衛は門前の塀際から西を見ている)
  • 切出しに行く檜屋の一行を襲う野崎屋とその一味、山中の情景は谷川と林間。樹種は京都っぽくない。
  • 当地を発つ一行、来し方を見遣る丘は棚田か。ロングの画もあり、森の迫り出し具合は仰木に似る。

脚本/葉村彰子 監督/松村昌治

※三条宗近を買い戻そうとしていた田阪浪人は大坂志郎、彼と同じ長屋に住む、助さんがデレっときてた芸者は北林早苗。悪代官は山岡徹也、野崎屋の手先のヤクザは五味竜太郎で手下に平沢彰。檜屋の若い衆は唐沢民賢。田阪と知らず刺してしまった長屋の若者は島米八。
※田阪のあるじの殿さま、松平とか伊豆とか聞こえた。


→ 水戸黄門第二部 表紙


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