水戸黄門 第二部

第29話 「にせ黄門現る」 1971.4.12

 黒田の城下へ入った一行は、旅籠で老公を騙る三人組と出くわす。しかし老公咎めず、とんちきな連中をうまく追い使い、悪党の手から仇討ち主従を庇い、本懐を遂げさせてやるのだった。
助さんがいないもんだから、旅籠のあるじは最後までニセの方を信じていたという笑い話で終わる。

上賀茂神社

ロケ地

  • 福岡城を仰ぐ老公一行、姫路城天守。城下町はセット。
  • 黒田藩町奉行所、大覚寺大門。はじめは門のパーツのみ、後段城代が駆け付けてくるシーンで全体が映る。
  • 仇討ち主従が騙されて呼び出されるくだり、行く道は上賀茂社家町明神川畔。仇の一味の侍は上賀茂神社ならの小川畔を走り、渉渓園へ(呼び出し場所の八幡神社)。気付いた格さんと弥生が追うシーンでは、明神川畔は藤木社越しの画。弥生が久留米藩の刺客と戦う林はならの小川近く。
  • 老公が牢に放り込まれたと知った格さん、掛け合いに行く城代邸は相国寺林光院、城代は泡食って騎馬で出てくる。このあと大覚寺大門へ。
  • 七重主従に仇討ちをさせてやる広場、青龍苑か(芝地に幔幕、国東塔みたいな石塔、茶亭などちらり)
  • 当地を発つ一行、不明(山道、下に渓流。木の橋も渡る)

脚本/大西信行 監/:石川義寛

※ニセ黄門は梅津栄、名乗りは越後の縮緬問屋隠居・光右衛門。仇の道場主を庇っていた奉行は御木本伸介(と思う)。宿の番頭は蛾次郎か。


→ 水戸黄門第二部 表紙


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