水戸黄門 第三部

第23話 「仇討ち博多人形」 1972.5.1

 博多入り早々、銃隊に狙われる一行。柘植の使嗾を受けて動く者どもは、もちろん裏で悪行という例のアレで、こやつらに父母を殺された兄妹のドラマがからんでくる。彼らの危機を弥七お新の大活躍で切り抜け、手を汚しての仇討ちは思いとどまらせるのであった。

琵琶湖

ロケ地

  • 一行が船で着く博多の浜、琵琶湖西岸・舞子浜。松原に伏兵が潜んでいるが、老公が火縄に気付く次第。沖ノ島の島影や、荒神山が見えている。
  • 博多の夜の殷賑イメージ、渡月小橋端か。バンクフィルムと思われる。
  • 粘土採りに行った文平が不当逮捕される山、不明(崖下)
  • 兄妹に見送られ当地を発つ一行、舞子浜松原。兄はちゃんと優しい顔になった人形を捧げ、妹は復興成った西海屋の半纏を着ている。

脚本/葉村彰子、石川孝人 監督/山内鉄也

※父母の仇を求め博多芸者となった妹は鮎川いづみ、恨みを捨て人形師として穏やかな暮らしを望む兄は蜷川幸雄。兄妹の父母の店を潰した悪徳商人とつるむ藩目付は川辺久造、芸者に言い寄るヒヒ爺。


 → 水戸黄門 第三部 表紙


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