水戸黄門第14部

第29話 「悲願叶えた狸の仇討ち」 1984.5.14

 天領・信楽では、代官所元締が悪徳商人とつるみ放埓の限りを尽くしていた。圧政に苦しむ陶工たちを救う世直しは、同時に健気な主従の仇討ちをも助けるのであった。

常寂光寺

ロケ地

  • 水口丘陵沿いに信楽を目指す一行、街道は山道。赤土の露頭が見える。下り坂の法面には幼松も。
  • 荷を運ぶ里人、林際の道。
  • 滝で水垢離をとる次郎平、常寂光寺行滝。その後参る狸塚は北嵯峨小丘。
  • 元締・佐久間が仇討ちをセッティングする野原、酵素河川敷。幔幕が張り巡らされている。
  • 当地を発つ一行、山坂は冒頭の山道と同所か。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 寿美/望月真理子 おなつ/森田理恵 太吉/真夏竜 利右衛門/真弓田一夫 佐久間伝兵衛/戸浦六宏 山城屋/武藤英司 横川時之進/上野山功一 多々良甚太夫/永野辰弥 藤造/鈴木康弘 小太郎/加藤岳史 権藤/有川正治 武士A/森源太郎 武士B/藤山良 立花俊介/峰蘭太郎 高谷舜二 岡田和範 稲泉智万 次郎平/坂上二郎

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也

※従僕・次郎平が仕える未亡人は寿美、回想で出るご主人さまは峰蘭さん。体を壊した寿美を保護した窯元は利右衛門、娘はおなつ、太吉は職人。元締とつるむ茶問屋は山城屋、二足の草鞋は藤造、横川はクライアント・掛川藩から来た侍で実は寿美の仇だった次第。
※陶工たちの暮らし向きが良くなるよう老公が捻りだした新作陶器が、例の狸のはじまりというエピソードで、モデルは二郎さん。本人に徳利とか通帳とか持たせて老公がスケッチ。


 → 水戸黄門第14部表紙


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