水戸黄門第14部

第3話 「姫様そっくり千両役者」 1983.11.14

 福島領へ入った老公一行、ならず者たちが旅の一座に無体をはたらく場に遭遇。一方、ひとり信夫山へお使いに出た助さんも、「逃げ出した姫」というやっかいなお荷物をしょい込み、それはやがて老公が関わった揉め事と重なってゆく。
志穂美悦子の大暴れはないが、二役は一興。

大内辻堂

ロケ地

  • 二本松を発った一行、福島さしてゆく奥州街道は大内辻堂付近(このとき祠は映らず)。腹下しの八兵衛が用を足そうとする畦道には材木が積んであり、その陰に一座の松川入りを阻もうとする金蔵の乾分が潜んでいる次第。
  • 照姫がいないと騒ぎになるくだり、城内?の、駕籠がとめられている門前は嵐亭中門。
  • 松川宿へ入る、照姫連れの助さん、追っ手に気付く道は2話と同じ、道の下に蔵と萱葺の一件。前回には出なかった家居も映る。
  • 当地を発つ一行、大内辻堂前。助さんが後ろ髪をひかれていると、騎馬の照姫が駆け付けてくる次第。南望、北望両方のアングルが使われる。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 信夫屋嘉兵衛/小栗一也 由紀/片山由香 伊三郎/中村竜三郎 大矢掃部/庄司永建 照姫、市村駒太夫/志穂美悦子 御代田の金蔵/井上昭文 安達武太夫/川合伸旺 銀次/中田博久 磯川/中村錦司 赤堀/有川正治 留吉/新城邦彦 老婆/木下サヨ子 柴田美保 星野美恵子 淡城みゆき 赤塚歩 小山竜太朗 武井三二 安食文子

原案・脚本/葉村彰子 監督/荒井岱志

※老公が考えた、代官と二足の草鞋を懲らしめる算段は、一座のだしもの「水戸黄門漫遊記」にてのイヤミかまし。
※川合伸旺、太夫に言い寄り躱されて、膳部の小鉢に突っ伏して額を切る始末。怪我した個所には鍔で、パッチ当ててる。
※舞台に殺到した、代官の手の者の一人に福ちゃん。格さんに倒された直後印籠シーン。


 → 水戸黄門第14部表紙


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