水戸黄門第14部

第4話 「わがまま姑の嫁いびり」 1983.11.21

 白石城下の宿に入った老公、理不尽な嫁いびりをする姑と、嫁の出来にいじけて博打狂いの馬鹿亭主を見る。しかも嫁は身を挺して悪代官から夫を守ろうとする、天晴れ貞女なのであった。
助さんと喧嘩してぶんむくれとか、風呂番に化けて代官を懲らしめるなど、老公のお茶目が炸裂。

鳥居本八幡宮

ロケ地

  • 白石へ向かう街道、大内亀岡道の坂(?)をおりてきたあと、奥に棚田の小山(?)が見える谷地田脇の道(向かいの山裾にはトタンの小屋がちらり)へスイッチ。遅れがちな由紀を気遣った八兵衛の発言から助さんが駕籠を呼び止め、これが老公との諍いにつながる。
  • 夜更けてこっそり外出する、松島屋の若女将・おかや、鳥居本八幡宮境内(舞殿には扉が付けられている)を通り、薬師様の滝(樋に導かれた滝が落ちる行場、場所不明)へ。後段、姑と亭主に嫁の健気さを見せる段でも出る。
  • 当地を発つ一行、谷地田の道か。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 松太郎/内田喜郎 おかや/吉澤京子 片桐十太夫/菅貫太郎 白石屋五兵衛/須藤健 権造/牧冬吉 徳三/重久剛一 唐次/下元年世 山口朱美 嶋多佳子 藤沢徹夫 秋山勝俊 石井洋充 曲龍伍 石塚祥聖 小谷浩三 おりん/宝生あやこ

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/居川靖彦

※嫁の実家の産品が白石温麺で、姑の体を気遣って食べさせようとしていた経緯があり、老公これを嘉し名物とするようはからい、看板に梅里の記名。
※スガカンの代官、老公の身分を耳打ちされ熱湯風呂?に土下座という、傑作な画がある。グルの旅籠の親爺は須藤健で、賭場を仕切るヤクザは白影さん。ラス立ちで、騒ぎを遠くから見ている荷を担いだ男は福ちゃん?キョドったシルエットが見える。


 → 水戸黄門第14部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ