第12話　「偽黄門様は喧嘩医者」　1985.4.15

　一行が道中で出会った医者は、破天荒な曲者。老公は彼の人となりと出自を見込んで、「国を治す医者」として大芝居を打たせるのであった。
森繁演じるニセ黄門のしつらえにも注目。

ロケ地

• 綾(若衆姿)が不調なのを見抜く玄磧のくだり、山道は不明(山頂近く切通し？)。
• 早馬が走る汀、不明。老公が当地にと知らせが入る小倉城、本物の天守をイメージに使用。
• 小倉の八坂神社、上御霊神社。楼門、参道、舞殿が使われる。「祇園太鼓」は舞殿に据えられている。
• 当地を去る一行、切通しの山道は冒頭と同所か。

水戸光圀/西村晃　佐々木助三郎/里見浩太朗　渥美格之進/伊吹吾朗　綾姫/片平なぎさ　うっかり八兵衛/高橋元太郎　和久田監物/村井国夫　由紀/平淑恵　犬塚内膳/青木義朗　田川兵部/船戸順　筑紫屋/伊沢一郎　大黒屋/神田隆　吾平/奥村公延　古田甚九郎/石山律雄　仙太/石見栄典　横田源八/水上保広　市木弥左衛門/永田光男　山口幸生　大木悟郎　遠山金次郎　北原将光　内山みどり　峰蘭太郎　木下通博　小坂和之　玄磧/森繁久彌

原案・脚本/葉村彰子　監督/山内鉄也

※玄磧の倅は見込まれて侍となり、今は町奉行。家老の娘・由紀を娶っている。
※家老・犬塚とその一味は、藩札刷りまくり大儲け。

　→　水戸黄門第15部表紙