水戸黄門 第十五部

第34話 「女壺振り仇討ち悲願」 1985.9.16

 秘湯へ行きたいと言った際、助さんに苦言を呈され癇癪を起した老公、八兵衛だけ連れて山のいで湯に。そこで逃亡中のお尋ね者に服から金からやられ、仕方なく奴らが置いて行った渡世人ルックに身をかため街道をゆくと、女渡世人が現れて親の仇とか言って斬りかかってくる。これが話のはじまり、彼女を助けて仇を求める行為が、代官はじめ土地の悪いのをまとめて懲らす世直しとなる。

桂川

ロケ地

  • 霧積の湯へ導く道標を見て行きたいと言い出す碓氷峠、谷山林道切通し。
  • 霧積温泉の湯宿イメージ、日吉山荘
  • 老公の衣装をまとい碓氷の関所をまんまと通る五郎蔵たち、谷山林道
  • 渡世人のかっこうで山道をゆく老公と八兵衛、お蝶が出て斬りかかるのは酵素ダート。役人が出て沙汰やみ。老公たちは「下」へおりてゆく。
  • 妙義山イメージ、本物の山頂部(後段にも出る)。助格・綾がお蝶を連れて来ている街道は谷山林道。渡世人姿の老公と遭遇。
  • 猛るお蝶を羽交い絞めにし失神させてしまう格さん、彼女を保護する小屋は酵素河川敷に設営。
  • 事後、老公の諭しを受けて骰を川に捨てるお蝶、桂川罧原堰堤下河原
  • 合羽姿が似合っていたと軽口を叩く綾、谷山林道。設定は碓氷峠らしい。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 綾姫/片平なぎさ お蝶/三原じゅん子 上州屋五郎蔵/多々良純 松井田の源兵衛/金井大 古屋八太夫/早川雄三 長次/稲吉靖司 下元年世 出水憲司 遠山金次郎 柳原久仁夫 笹吾郎 志茂山高也 平河正雄 白井滋郎 和田昌也 藤長照夫 小谷浩三 小坂和之 清家三彦 吉田信夫

原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也

※グレて家出、渡世の道に入ったお蝶だが、旅先で父が五郎蔵に闇討ちされ死んだと聞く運び(出身は六合村)。五郎蔵は、源兵衛を頼って松井田に。グルの好色代官は古屋(綾とお蝶同時にコマそうとしてヤキ入る)。


 → 水戸黄門第15部表紙


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