水戸黄門 第十五部

第37話 「悪乗り八兵衛若旦那」 1985.10.7

 老公のお茶目で「若旦那」として蕩尽していた八兵衛は、とんだ男に目をつけられ老舗の婿がねに。家老と組んだ悪徳商人は、忍藩の若君を暗殺し次郎君を後に据えようとしていた。
熊谷名物・五家宝を作る本家と元祖がいがみ合い、跡取り娘と息子がロミオとジュリエット状態になっていたのも、老公のはからいでうまくいくのだった。

大内

ロケ地

  • そろそろ熊谷という街道筋、大内亀岡道。一行は南へ歩き、辻堂の屋根越しの画もある。行き会った芸者連れの若旦那を、八兵衛がしきりに羨ましがり、老公の意向で蕩尽と相成る。
  • 三国屋が強引に八兵衛を婿に据えようとするくだり、本家の娘・お里が家を飛び出し、元祖の倅・伊之助と会う神社、鳥居本八幡宮・鳥居前。
  • 三国屋の性急さに疑義を抱いた老公、忍へ向かう道は亀岡の田地か(田畦、はさ木あり。忍道と書いた道標が据えてある)
  • 当地を発つ一行、大内辻堂南の道、北向きに歩く(人物の背後に墓地?がちらり)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 綾姫/片平なぎさ うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 元祖宝屋伊右衛門/久米明 本家宝屋お米/小畠きぬ子 伊之助/加藤純平 お里/山本ゆか里 三国屋/玉川良一 入谷/加藤和夫 丘路千 小野朝美 山口朱美 宮城幸生 高並功 泉好太郎 山田良樹 波多野博 大月正太郎 武井三二 清家三彦 美松艶子 松村直美 鈴川法子 武田雅子 松井丈士

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/居川靖彦

※家老は入谷。


 → 水戸黄門第15部表紙


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