水戸黄門 第四部

第2話 「天狗馬鹿」 1973.1.29

 火難から逃れた老公らは、忍城下へ。ここで、道中に見た天狗の真実を知ることとなり、お世継ぎ騒動に介入の運び。
お家を狙った悪家老は懲らされ、若殿は仮面を脱ぎ捨てて、晴れて本道に立ち返るのであった。

芦浦観音寺

ロケ地

  • 火をかけられた茶店、湖南アルプスか。その後広い野原や広い浅河原での立ち回りもあり。幼松が植え出されている。この戦いのさなか、半鐘の音を聞く清雅は梅宮大社神苑。騒ぎをききつけて出動してくるのは火盗改、山の中みたいだが設定はまだ御府内のもよう。
  • 江戸を離れ、荒川を西に見てゆくと早や大宮と語られる街道筋、川の土手か。暴走大八に轢かれた幼女を助けるくだりでは、相当に高い堤と判る。ここで天狗登場。
  • 天狗はここの若様と聞く茶店、田畔の道端。後段にも出てくる。
  • 忍城の城門、芦浦観音寺門。天狗の若様が帰ってきて、開門と呼ばわる。彼が入った後、弥七が忍び込み。後段、老公がやって来るシーンもある。
  • 街道で清雅を襲った一団がゆく中山道、里人にものを尋ねるシーンは酒屋神社前。この前の道も付近と思われる。お新が彼らを尾行している。
  • 老公と八兵衛が名物のみそおでんを食べている茶店前に、天狗の若様が騎馬で通りかかるくだり、先に出た北見唯一の茶店、酒屋神社付近か。先のシーンより周囲がたくさん映る。
  • 殿に毒を盛っていた御典医・道庵宅、京都御苑拾翠亭門。
  • 当地を発ち高崎へ向かう一行、お新に文を託し江戸へ帰す街道は興戸あたりの溜池端か。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 川添丹波/高橋昌也 天童玄蕃/郷^治 坂上忠之/稲葉義男 お徳/木村俊恵 早苗/鮎川いづみ 久美/有川由紀 道庵/若宮大佑 阿部下総守/有馬昌彦 伊吹聡太朗 北見唯一 藤山喜子 徳田実 大矢正利 淡路康 八尋洋 泉好太郎 那須伸太朗 坂本友章 土橋勇 古関達則 大月正太郎 山下千栄 坂本和子 鷲津直路 阿部正喬/中尾彬 石塚清雅/中丸忠雄

脚本/葉村彰子、石川孝人 監督/山内鉄也

※忍の殿さまは阿部下総守、嫡男を亡くしてから病臥中。次男の正喬もそれから変わり、天狗に/見た目や言動が吉法師みたい・諌止しようとするじいもいるし。そのじいは稲葉義男、娘が腰元の早苗。お家を狙う川添丹波は殿の妹の連れ合い。丹波の手下の強面は伊吹聡太朗、ラス立ちでは槍を振り回し、その穂先は殿の妹・お徳さまにぐっさり。ラス立ち福ちゃん入り、丹波の手勢の藩士/お新に斬りかかりいなされて派手にすっ転び、直後喉に手裏剣受けて悶絶…と思いきやすぐあとに格さんに斬りかかるシーンが。


 → 水戸黄門第4部表紙


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