水戸黄門 第四部

第4話 「鬼と呼ばれた娘」 1973.2.12

 沼田藩の剣術指南をつとめる父が病臥、娘に婿をとってという話だが、この娘強すぎて婿がねの門弟を打ち据える始末。ために、ながく武者修行に出ていたその門弟の蔵人だが、また負けてしまう。
弱い訳ではないと見た老公、必勝の「まじない」を授けるのであった。

随心院

ロケ地

  • 須貝道場へ走る侍たち、随心院長屋門前を西へ(長屋門は映さず、北西角の塀越しに東望の図)。老公らと行き会うシーンはセット撮り。
  • 小野道場、随心院長屋門。蓬髪浪人態の蔵人が頼もう、と立つシーンは門に寄った画。負けて出てくる際は大乗院塀越しに俯瞰の画。
  • 助さん一人連れて三国峠へ向かう老公、溜池端の道〜谷地田の畦道(格さんたちと落ち合う筈だった茶店を設営)〜山賊が出る山道(崖っぷちの画なども出てくる。けっこう高い山。幼松を植え出してあるのも見かけられる)
  • 沼田藩城イメージ、彦根城天守。触れ太鼓が鳴らされ、御前試合がはじまるくだり。
  • 当地を発つ一行、谷内田の道。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 風車の弥七/中谷一郎 小向蔵人/新克利 うっかり八兵衛/高橋元太郎 小野十右ヱ門/野々村潔 須貝玄五郎/川合伸旺 梶原要造/神田隆 本多伯耆守/高野真二 直助/長浜藤夫 首領/金井大 伴勇太郎 古関達則 遠山金次郎 市川祐二 寺内文夫 木谷邦臣 山田良樹 山下義明 白井孝文 有田剛 七重/安田道代

脚本/大西信行 監督/山内鉄也

※小野道場の跡取り娘は七重、次期指南役を狙うのは天地神明流の須貝で家老・梶原とグル。直助は小野道場の下男。殿さまは高野真二だが、悪人に非ず。金井大は老公を襲う山賊のかしら、身ぐるみ剥ごうとして印籠に気付くが却って怪しみ斬り捨てようとする←ここに蔵人が通りかかり助ける次第。


 → 水戸黄門第4部表紙


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