水戸黄門 第四部

第6話 「越後血風録」 1973.2.26

 清雅の正体と目的が明かされる話、折しも越後高田では、酔って郷士を嬲った上士が斬られるという騒動が起きていた。
郷士たちが開墾した土地を狙う家老、老公らに向けた身内の刺客も消す悪辣さだが、弥七に全て見られていて悪運は尽きるのだった。

豊国廟

ロケ地

  • 謙信公ゆかりの春日山神社参拝を終え坂をおりてくる老公一行、豊国廟石段。坂下に茶店を設営、甲州商人と茶店の親爺が信玄・謙信で大喧嘩しているのを老公が仲裁。清雅と合流するはずだったこの茶店で、旅の女・久美が「もしや水戸の」と接触してくる。
  • 久美が一行を案内して行く谷川沿いの道、清滝あたりか。
  • 高田城下で上士を斬り逃げる郷士二人、追っ手に囲まれてしまう道は北嵯峨農地竹林際。ずっと事態を見ていた弥七が介入、生き残った郷士を連れて逃走。
  • 久美に案内されて行く老公らを取り囲む「以前からの追っ手」、鳥居本八幡宮鳥居前。立ち回りは広場で。ここへ馬を駆って水谷(馬子姿)が介入、小柴垣の小径も映る。
  • 久美が一行を招き入れる小屋、山中の崖際か。
  • 若侍の暴発を諫め、家老・但馬に「頼まれて」郷士らとの話し合いに赴く高隈老人、郷士らの差し金を標榜し襲ってくる玄蕃らに斬り立てられ落とされる崖は保津峡落合落下岩。水谷が大隈を見つけ保護する谷川は落合河口付近か(水谷は馬を洗っていて、流されてきた高隈を発見)
  • 大隈老人が清雅(実は高田郷士・山田左膳と老公に告白済み)に保護されたあと、城の様子を探りに行く弥七が走る道、不明(山中の坂)
  • 高田城イメージ、大阪城天守。黒っぽく仕上げてある感じ?
  • 水谷が野良仕事中の郷士たちに集合と呼ばわってあるく農地、不明(高台?)。「一領具足」よろしく、田畦には武具を結わいた槍が突き刺さっている。
  • 逆茂木を置き柵を閉め軍勢を待ち構える郷士たち、山道に設営。ここで立ち回りもあり、殿さまがやって来て戦闘は中止。左膳たちに見送られ去る一行も同所か、切通しの崖道が見えている。植生は、高い松が目立つ。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 風車の弥七/中谷一郎 うっかり八兵ヱ/高橋元太郎 天童玄蕃/郷^治 坂田源太夫/深江章喜 大隈帯刀/宇佐美淳也 高坂但馬/外山高士 久美/有川由紀 甲州商人/獅子てんや 茶店の親爺/瀬戸わんや 稲葉丹後守/佐伯徹 水谷茂十郎/五味竜太郎 田宮源人/河原崎次郎 山根武太夫/中村孝雄 田中弘史 関真吾 下元年世 宮浩之 須永克彦 中寛三 小田真士 世羅豊 山下義明 大矢正利 泉好太郎 八尋洋 石塚清雅/中丸忠雄

脚本/葉村彰子 監督/内出好吉


 → 水戸黄門第4部表紙


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