水戸黄門 第五部

第17話 「酔いどれ用心棒」 1974.7.29

 安里姫が病を発したため、弥七夫婦が松山領へ先乗り。二人は公儀隠密と疑われ追われるが、時折しも圧政に苦しむ百姓衆の不満が暴発寸前で、郡奉行の手下を退けて弥七らを祭り上げ一揆の気配。鉄砲隊を差し向けてくる奉行、体を張る弥七のもとに、老公らは駆け付けてくる。

ロケ地

  • 弥七とお新が牛方と連れ立って歩く、伊予松山へ向かう街道筋、谷あいの谷地田畦道。
  • 弥七とお新を手配する高札が立つ里の路傍、堂ヶ峠を南に出たところの石積際。集落の方から亀六と役人がやってきて、弥七らを見つけ捕物に。お新が捕まってしまう道は、峠付近の山際の細道。お新が引っ立てられていくところ、牛方が通りかかり牢破りの罪人などでは有り得ないと証言するのは、峠を北側に出た道の、千々川の橋たもと、百姓衆にやっつけられ逃げてゆく亀六らの向こうに、73号が見えている。
  • 百姓らが山を越えて大洲へ向かうと知らせる早馬が走る夜道、不明(山道、杉林越しの図)
  • 百姓衆が逆茂木でバリケードを築く峠、堂ヶ峠付近か。切り通しの山道も出る。荷駄をひいて山越えの図で、見下ろしの九十九折なども。
  • 髭を剃ってさっぱりした武藤に見送られ発つ一行、木津堤法面。このあと流れ橋を渡ってゆく。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 安里姫/小林由枝 亀六/汐路章 穂坂太左衛門/中山昭二 奥平久兵衛/永野達雄 作右衛門/山村弘三 百姓/市原清彦 田中弘史 下元勉 川口喬 千葉保 山口朱実 疋田泰盛 森源太郎 新田章 小峰一男 遠山金次郎 木谷邦臣 西山清孝 丸平峰子 武藤又兵衛/吉田輝雄 牛方/花沢徳衛

脚本/稲垣俊 監督/石川義寛

※穂坂は郡奉行、奥平は国家老。亀六は奉行にくっついて甘い汁を吸うヤクザ、武藤はむさい呑んだくれ浪人に身をやつし用心棒として入り込み。


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