水戸黄門 第五部

第3話 「命をかけた友情」 1974.4.15

 塩山へ向かう途中の老公一行は、御用の荷が強奪される現場に行きあわせる。運搬の責任者は助さんの竹馬の友、久しぶりの再会は悲しい別れにつながっていた。

御室霊場

ロケ地

  • 大菩薩峠を越え甲州塩山へ向かう途中、一行が雨宿りするお堂、御室霊場お堂(隠密の行商人と出会う)。同じころ、弥七と安里姫が休む茶店は不明(林道か山道に設営か)
  • やっと雨が上がり出発するも、足元がわるく滑る老公、山道の坂不明。このとき印伝革を狙う賊が出るが、ここは松林沿いの山道。
  • 石和の熊野神社、鳥居本八幡宮。助さんが襲われるシーンで、鳥居扁額に「村社 熊野神社」と書かれている。立ち回りに鳥居前や広場、舞殿まわりなど使われ、本殿には奪った印伝革が隠されているという格好。夜間撮影もある。
  • 姫が朝英を思い出して沈む水辺、大覚寺大沢池船着(小)たもと。格さんが様子を見に来る。水草が旺盛に繁茂。
  • 代官に命じられ、助さんを呼び出して斬ろうとする平八郎、大覚寺大沢池堤水門そば。助さんは、斬られて死のうとする平八郎の思惑を察知。
  • 八兵衛をまき、傷をおして街道を急ぐお新、土手か(ほぼ草しか映っていない)
  • 当地を発つ一行、不明(松林沿い山道、強奪現場と同所か)

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 鉄羅漢玄竜/天津敏 安里姫/小林由枝 風車の弥七/中谷一郎 堀平八郎/亀石征一郎 お滝/町田祥子 甲州屋仁助/遠藤太津朗 滝川大膳/沼田曜一 近江屋佐吉/梶健司 相沢伴助/武周暢 小柳圭子 元長摂 野口貴史 有田剛一

脚本/津田幸夫 監督/内出好吉

※石和代官は滝川、特産の印伝革を横流しする悪人。つるむ甲州屋は短剣投げて隠密とか仕留める凄腕で、忍者っぽい。代官所元締の平八郎は仕事上のしくじりで切腹のところ代官に救われ、言いなりで悪事に加担させられていた次第、愛人のお滝(桔梗屋女将)が酒に薬を仕込んだと最後に知らされる。


 → 水戸黄門第5部表紙


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