水戸黄門 第六部

第27話 「箱根の山は天下の嶮」 1975.9.29

 賄賂が横行し、たるみ切っていると評判の箱根の関所。実態を見てやろうとする老公だが、光圀来ると知った役人どもは、ことさら警護が厳しいふうに偽装する。まんまと騙されかかる老公だが、弥七夫婦が拾った関所破りの娘から、悪事が露見するのであった。

走田神社社叢脇

ロケ地

  • 富士山を望む街道をゆく一行、走田神社社叢脇。その後休む茶店は鳥居前に設営、床几は田畦にも出されていて、そこに座った旅人が関所の腐敗について喋る次第。
  • 手形をなくした前髪の若侍が雲助につかまるくだり、街道は酵素ダート、河川敷(雲助たちの溜り場)。関所前後の道、巨杉生えた坂は近くの山道か…老公たちが映る際には、石積や石段も見える。弥七夫婦が姉を訪ねてゆくお吉と出会う間道の分岐付近も山道、林間での撮影も。
  • 小田原藩家老・大沼が、みそめた娘・お静を監禁している塔ノ沢の別邸、中山邸通用門(樋などあしらい)

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 大沼主膳/遠藤太津朗 おくま/滝奈保栄 捨六/桜井センリ 笹井陣之進/玉川伊佐男 お吉/遠藤真理子 栗原主税/永井秀和 藤造/金井大 佐倉安兵衛/久富雅晴 権六/三角八郎 世羅又之丞/浜田東一郎 お静/杉本マチ子 茂十/出水憲司 笹吾朗 乃木年雄 山田良樹 泉好太郎 川浪公次郎 橋本尚友 畑中伶一 小代研一 坪川聖子

脚本/安藤日出男 監督/内出好吉

※一時老公を感心させる関所番頭は笹井。老公らにとっ捕まって協力させられる新入り雲助コンビは捨六と権六、親方は藤造。


 → 水戸黄門第6部表紙


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