水戸黄門 第十六部

第19話 「泣く子にゃ勝てぬ悪企み」 1986.9.1

 一行のもとに、訳ありの赤ん坊が舞い込む。事情あって親の元へまっすぐ帰れぬ娘から託されたその子を届けると、先に別のが来ていて、老公は騙りとして牢に押し込まれてしまう。
黒い企みを全て知った老公は、「この子のために」と、福井藩の大掃除を決意するのであった。

中ノ島橋

ロケ地

  • 敦賀に助さんを置き福井城下へ向かう一行、街道は土手か山中か。木は松とか桜とか。
  • 助さんがおしまと赤子を拾う街道、山道。林道のようでもある。
  • 不義者のため関所を通れぬおしまのため、間道をゆく助さん、同じ目的のお銀らと鉢合わせの山は、裾に集落のある里山、眼下に蔵とか見える。また、お銀らが隠れる寺?は菱格子の窓が両側にあるアレ、板とか割れてる部分もある。
  • 赤子のへその緒を勝五郎に渡し騒動のもとを作った直三、潮時と見て小金をゲットし福井を去ろうとするところ、始末されかかるくだりは中ノ島橋〜橋たもと右岸側護岸(公園並木部分、河川敷から見上げの図もある。見下ろしでは、川のほか栗石敷の河原も見える)。弥七が現れ直三殺害は阻止、当て落として連れてゆく。
  • 勝五郎に脅迫され、奉書紙を運ぶ田村屋、奉行が出て臨検の山道は林道か。坂の下に車道らしき道が来ている坂、水戸黄門の古いので見た覚えがある。
  • お銀らがゆく街道、切り通し山道。一行がゆく街道、山中の林道か。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 煙の又平/せんだみつお かげろうお銀/由美かおる 風車の弥七/中谷一郎 おしま/山本みどり 香織/鳥越マリ 田村屋/久米明 お芳/谷口香 勝五郎/井上昭文 金津屋/神田隆 藤木豊次郎/早川雄三 直三/うえだ峻 寅次/大木正司 役人/野上哲也 田村屋番頭/佐々山洋一 門野内純子 西山清孝 志茂山高也 タンクロー 澤村京子 大矢敬典 上野千鶴子 兼田翔吾

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也

※田村屋は藩御用の紙問屋、ライバルは金津屋。


 → 水戸黄門第16部表紙


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