水戸黄門 第十六部

第35話 「赤べこが結ぶ夫婦の絆」 1986.12.22

 会津へやって来た老公だが、町で売っている漆器を見て不審を抱く。そして、ならず者にからまれて困っているご婦人を助けて送ってゆくと、がらくた塗物が溢れている理由が判るのであった。
悪党を懲らしめる過程で、嫁姑のわだかまりも解けてメデタシ。

鶴ヶ城

ロケ地

  • 城下へ入る一行、村のセット町並みの奥に鶴ヶ城合成。後段、樹間からのぞく天守、直下から見上げの図なども出る。
  • おさわが赤べこ人形を売る露店、大原野神社参道に設営。ならず者をけしかけて自分が救う算段をしていた若旦那だが、助格が出て目論見はパァ。このあとヤクザの親分が、失敗した乾分をとっちめるシーンは本殿前。後段、夫の仕事の成就を祈るおさわのシーンもここ?暗いしセットくさいような感じも。
  • 家老に老公の書状を届けに行く格さん、門番に取次ぎを頼む屋敷の門は大覚寺大門
  • 「水戸老公ご注文の文箱」を仕上げて届けに行く久吉と老公、ヤクザが出て阻む道は大覚寺大沢池堤。塔とか護摩堂とかちらちら映る。
  • 当地を発つ一行、八兵衛がおさわに貰った赤べこを披露する道は北嵯峨農地竹林脇。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 香織/鳥越マリ 煙の又平/せんだみつお かげろうお銀/由美かおる おさわ/永光基乃 久吉/内田喜郎 お藤/三條美紀 正太郎/荒谷公之 大倉屋/武藤英司 小山田三之丞/中山昭二 勘五郎/伊達三郎 西山辰夫 滝譲二 宮城幸生 諸木淳郎 高橋弘志 高橋浩二郎

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也

※久吉は塗師、名人の息子。おさわは漆職人の娘。おさわに岡惚れして強引に迫る若旦那は正太郎、父は漆器問屋・大倉屋で漆器奉行・小山田とつるみ粗悪品で大儲け。若旦那が使うヤクザの親分は勘五郎。ご家老は西山辰夫。


 → 水戸黄門第16部表紙


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