水戸黄門 第十六部

第6話 「敵と呼ばれた助三郎」 1986.6.2

 川止めの島田宿で、仇討ち妻女と従者の娘を拾う一行。旅籠のあるじは阿漕な男、そやつから上がりをかすめるヤクザ、さらにその上には悪代官という構図のなか、妻女の仇は川人足の中に潜むと知れる。
民を苦しめる悪者どもを退治る老公、複雑な事情を秘めていた仇討ちも舌先三寸で解決、川止めが解かれた大井川を渡って去ってゆくのであった。

木津川

ロケ地

  • 大井川、木津川下流部。浅瀬と広い河川敷、高い堤が見えている。
  • 香織を人質にして老公の命を狙った忍び、失敗し逃げたところを竜神坊らに始末される夜の河原は広沢池か。土手の木は密に生えていて、水落ちの際のしぶきが汚い色。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 里江/鈴鹿景子 香織/鳥越マリ おもよ/斉藤ゆう子 下山助三郎/森次晃嗣 太左ヱ門/織本順吉 牧野幸太夫/川合伸旺 富田屋/武藤英司 早船の三造/井上昭文 千丈坊/上野山功一 竜神坊/市村昌治 手塚茂夫 岩尾正隆 田畑猛雄 当銀長太郎 武井三二 木谷邦臣 福本清三 遠山金次郎 壬生新太郎 香住美弥子 内藤康夫 福中勢四郎

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也

※太左ヱ門は川人足の親方、いいヒト。代官は牧野、旅籠は富田屋、ヤクザは昭文。
※下山助三郎の許婚者で、結婚を一月後に控えていた里江を手籠めにし結婚、助三郎に嫉妬し闇討ちするも返り討ちとなった夫・川村は福ちゃん。回想シーンでばっちり「よいではないか」が出てくる。


 → 水戸黄門第16部表紙


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