水戸黄門 第十六部

第8話 「仇討ち焼蛤幽霊旅籠」 1986.6.16

 桑名での世直しは、さびれた旅籠を選んだことからはじまる。その宿に「出る」幽霊の謎を解き、破産しかけの夫婦を救い、「幽霊の娘」の無念も晴らし、悪党どもを一掃した老公は旅立ってゆく。

広沢池

ロケ地

  • 仏壇を質入れできず吊りを企む勝三、夜の林は鳥居本八幡宮か。
  • 浜屋の夫婦が心中したと役人を連れてくる老公、海浜設定の石積は広沢池観音島。漁具や灯台があしらわれており、階に夫婦の履物が揃えてある。
  • 当地を発つ一行(江戸へ帰るお百合との別れも同時)北嵯峨農地竹林脇。ロングで遍照寺山も映る。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 香織/鳥越マリ お百合/斉藤林子 勝三/レオナルド熊 おきん/中原早苗 傷の伝兵衛/藤岡重慶 室山余太夫/江見俊太郎 儀助/田口計 吾平/江幡高志 片岡あや子 須永克彦 丸平峯子 有川正治 中塚和代 下之坊正道 平河正雄 和波卓

原案・脚本/葉村彰子 監督/居川靖彦

※浜屋の夫婦は勝三とおきん、浜屋で蛤に当たって死んだとされる小間物屋(幽霊はこのヒト設定の芝居)の娘がお百合。二足の草鞋は伝兵衛、代官は室山。儀助は元浜屋使用人の裏切者、吾平は現浜屋従業員の釜焚きで幽霊演出担当者。


 → 水戸黄門第16部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ