水戸黄門 第七部

第1話 「水戸から消えた黄門さま」 1976.5.24

 西山荘で自適の日々を送っていた老公だが、梯子から落ちて腰を打ち、温泉療治を思い立つ。抜け出して赴いた白河領の湯宿で、女を食い物にする悪党どもを平らげて、訳あり姉妹の望みを聞き届けるかたちで、蝦夷への旅がはじまるのであった。

走田神社脇

ロケ地

  • 西山荘イメージ、不明(現物の御殿に似ている)。八兵衛の手つきが我慢ならず自分でのぼって梯子から落ちる松の木のくだり、走田神社社務所塀際。
  • 老公負傷を知らせる早馬が走る街道、谷地田脇の道か。
  • 老公に会いにやって来た弥七夫婦、老公に関する百姓らの話を聞きつけるのは走田神社社叢脇の道、田んぼ側を見た画では、はさ木が映っている。
  • 助さんと八兵衛に一服盛り抜け出す老公、弥七におぶわれ行く道はロケか(山しか見えない)
  • 老公を捜しあるく助さんと八兵衛、袋田宿へ向かう道は山道か。
  • 格さんも合流したあと、追い剥ぎから旅人を助ける街道は大内か(亀岡道と思しき坂、八木道と思しき田畦。辻堂は映っていない)
  • 事後、妹娘・お春を連れ旅立つ一行、街道はちょっと坂ぎみの谷地田の道、堂ヶ峠付近に似る。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 白坂屋藤五郎/沢村宗之助 六兵衛/田口計 お春/村地弘美 お島/新井麗子 金八/西沢利明 医者/市川男女之助 堀内一市 広瀬義宜 千葉保 出水憲司 重久剛 池田謙治 藤本秀夫 大城泰 大倉みほ 木田とも子 岡田恵子 大重絹子 お秋/松原智恵子 矢吹伝八郎/南原宏治 山野辺兵庫/大友柳太朗

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也

※姉妹は美人ゆえ悪人に目を付けられ、路銀を盗られ湯宿で働かされていた次第、姉・お秋は病み、妹・お春はスケベ役人に目を付けられ。湯宿のあるじは藤五郎、番頭は六兵衛、乾分に金八のほか出水憲司(姉妹に金を届けに来た男を襲撃、このとき福ちゃんもご一緒)。捕吏やチンピラで小峰さんも。


 → 水戸黄門第七部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ