水戸黄門 第七部

第10話 「吼えろ!!北海の火縄銃」 1976.7.26

 山中へ逃れた一行だが、追っ手は執拗。善作の案内で、匿われていた松前屋に引き合わされるものの、そのときお春は悪党の手に落ちている始末。そのうえ、北海屋の示唆を受けた悪家老は藩兵を押し立てて迫ってくるが、寝所で印籠を見せられた殿さまが駆け付けてくるのであった。

飛火野

ロケ地

  • コノハズクの鳴き声響く、老公たちが隠れている木のうろ、奈良公園・飛火野南縁を流れる率川のほとりの大木。善作が文吉を人質にして林間を行くシーンでは、鹿が映り込んでいる。追っ手が小川を踏み渡るシーンもある。
  • 松前城イメージ、本物の天守。隠密が潜入したと、将監が殿さまに吹き込むくだり。このあとにも出る。
  • 追っ手から逃げる一行、水食地形の見える崖下の荒れ地。追っ手を足止めするため発破かける派手な画や、後段には広野も出るが、砕石場かバッドランドか判別し難い…昔の映画やドラマで頻繁に使われていた所と思うが。
  • 山中に逃れ一息つく一行に、文吉が追いついてくるシーン、春日奥山か(山中の細い渓流、倒木も多い雑木の山)
  • 父をたばかってお春を捕えた文吉、連行する途中トド平や儀十に出くわし始末されてしまう崖、保津峡落合落下岩(撃たれ崖落ち)
  • 太兵衛が匿われていた箱館山中の小屋と周辺、酵素河川敷。小屋まわりはセット併用と思われる。後段、殿さまが騎馬で駆け付けてくるシーンでは小川を渡渉。
  • 老公の命を受け殿さまのもとへ向かう弥七と格さん、崖から落ちた文吉を見つけ治療する汀は保津峡落合河口汀。
  • 殿さまや松前屋父子に見送られ発つ一行、琵琶湖西岸松原。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 おせい/伊藤るり子 お春/村地弘美 北海屋弥兵衛/内田朝雄 岩城将監/須賀不二男 文吉/三上真一郎 松前屋太兵衛/増田順司 佐橋甚太夫/山本清 トド平/大前均 儀十/宮口二郎 松前高広/水上保広 重久剛 疋田泰盛 遠山金次郎 平沢彰 木谷邦臣 片桐竜次 平河正雄 大矢敬典 友金敏雄 小代研一 原田勉夫 竹井雅文 善作/中村竹弥

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也

※文吉が善作の息子と途中でバレる運び。
※水戸には直帰せず諸国を巡ると老公の言。


 → 水戸黄門第七部表紙


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