水戸黄門 第七部

第11話 「津軽こぎん」 1976.8.2

 役人の苛斂誅求を見た老公、わざと捕まって悪党の喉元に迫り印籠をかざすが、財政逼迫を訴えられ、あげく倹約は老公に倣ったものとか言われ窮する。それが嘘と見破られかけると、民衆を誑かし老公を密殺しようとする悪家老どもだが、悪の栄えたためしは無いのであった。
一行を家に招いてくれた村娘・こぎんの作る刺子に命名し、特産とするよう示唆し去るのが、タイトルの謂。

若森廃橋

ロケ地

  • 弘前へ向かう途中、みごとな夕陽と花嫁行列を見る野道、林際の土手道?道の下は田地か。
  • 畑を売るという父に、身売りした金を示すこぎんを見ていたたまれず出てくる助さん、お新と行き会う野道は若森廃橋付近の土手。
  • 娘らの身売りの件で相談をぶつ若い衆、藪田神社境内か。嘉兵衛が出て老公は女衒と吹き込む。
  • 若い衆に竹槍で襲われる老公たち、山中の道?植生は雑木。
  • 娘たちを連れ出発しようとする嘉兵衛、岩木川の渡しは大堰川か。老公らとやり合う手下の一人に福ちゃん、川ボチャ。
  • 晴れて直吉のもとへ嫁いでゆくこぎん、花嫁行列が渡る橋は若森廃橋(南へ)
  • 一人だけ「こぎん刺」を貰って呵々大笑の老公、ゆく道は大内?ちょっと坂。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 こぎん/本阿弥周子 直吉/石山律雄 嘉兵衛/山岡徹也 彦十/伊沢一郎 嶋田達之介/久富惟晴 神山寛 大橋壮多 石見栄 伝法三千雄 柳原久仁男 藤本秀夫 志茂山高也 山下義明 松原健司 野内忠信 古川義信 小坂和之 市川滋子 沢渡光成/岡田英次 万造/加藤嘉

脚本/さわさかえ 監督/内出好吉


 → 水戸黄門第七部表紙


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