水戸黄門 第七部

第3話 「人情喧嘩まんじゅう」 1976.6.7

 仙台の御城下、本家と元祖でいがみ合う菓子屋の子女がロミオとジュリエット状態のところ、行き会わせた老公たちが救う話に、伊達騒動をからめて描く。
新国劇の重鎮お二人が恋人たちの父で熱演するほか、原田甲斐乱心で龍の衝立バリンもちゃんと出てくる。

大覚寺

ロケ地

  • 仙台へ二里の山道、不明。片側崖で、反対側は松並木。早馬が疾駆するシーンで見えている水面は溜池?沢ノ池かも。
  • 遅れて来る助格、心中しようとしていた男女を止める夜道は大沢池堤か。
  • 青葉城イメージ、仙台城大手門脇櫓など。
  • 今度は駆け落ちしようとした七兵衛とおもん、頭巾侍たちが出て拉致するのは大覚寺大沢池畔。
  • 見送られて発つ一行、山道は不明。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 おもん/岡江久美子 お春/村地弘美 七兵衛/辰巳柳太郎 初子/香川桂子 今村善太夫/青木義朗 伊達兵部/郡司良 おまき/初瀬乙羽 伊達安芸/宮本曠二朗 原田甲斐/吉田柳児 脇田段四郎/伊吹聡太朗 七之助/鈴木俊介 野口貴史 乃木年雄 中江一郎 甘斉/島田正吾

脚本/大西信行、葉村彰子 監督/内出好吉

※本家永楽堂が甘斉でおもんの父、お城御用をつとめ見た目も大事と主張。元祖を名乗るのが七兵衛で、味が第一気取るのは嫌いと吹く。対立する二人だが、悪党の企みに乗せられる互いを庇い合う次第。


 → 水戸黄門第七部表紙


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