水戸黄門 第七部

第7話 「帰って来た南部駒」 1976.7.5

 八戸へやってきた一行、里人を泣かす荒くれ兄弟を見る。しかも当地の代官は、郷士たちの姉の色香に迷い骨抜き。もう逃散というところ、助格弥七の大暴れののち印籠が出てメデタシ。
幼子に縋られた格さん、故郷の息子と重なり情をかけるが、その子の姉に淡い恋心を抱かれ苦衷の一幕も。

天神川

ロケ地

  • 打ち身に苦しむ老公のため弥七が見つけてきた秘湯、天神川河床・若布谷河口付近に「設営」。騎馬の陣内らが乱入し一時緊張。
  • 弟・陣内を呼び寄せる十蔵、ダート山道は酵素か。このあと荷運び中の博労・吉兵衛を襲撃するが、道に迷って山中にいた助格が介入。
  • 吉兵衛らが住む里、酵素河川敷に小屋を設営。ここでは、大立ち回りのほか襲撃に備えての逆茂木作りなどもある。陣内が娘をさらうシーンは夜仕立て。
  • 襲撃に失敗し逃げた陣内、小休止の川は天神川河床(大堰堤上の広河原)。弥七が出て懲らしめる。
  • お妙を人質にされ、格さんが呼び出される赤岩の牧、湖南アルプスと思しき荒れ地の丘陵。幼松などが疎らに生えていて、水食地形も見える。
  • 里人の歌う馬方節に送られ発つ一行、湖南アルプス崖際の山道。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 お春/村地弘美 お妙/浅野真弓 赤岩十蔵/待田京介 大沼主膳/滝田裕介 吉兵衛/織本順吉 三吉/大沢綜一郎 赤岩陣内/中田博久 おりう/杉本真智子 早川研吉 出水憲司 玉生司朗 日高久 五十嵐義弘 有島淳平 白川浩二郎 藤沢徹夫 太田優子 高橋美智子 世羅豊

脚本/田上雄 監督/内出好吉

※赤岩兄弟は郷士、姉はおりう。代官は大沼。出水憲司は赤岩の手下、大わらわの蓬髪。玉生司朗は博労、吉兵衛の仲間。三吉は吉兵衛の倅。


 → 水戸黄門第七部表紙


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