川を訪ねる旅

南河内・石川探訪

1. 石川源流部へ

 大阪から出ないという気軽さから、ゆるゆると起き出し遅めの朝食をモスバーガーで摂る。やはり某休日倍額チェーンよりは格段に旨い。
国道170号・通称外環をひたすら南下、右手にPLの塔が見えてくる。良くも悪くも目立つランドマーク、南河内に入ったことを実感する。河内長野市天野町で国道と別れ、関西サイクルスポーツセンターを横目に見て山の中へ。すぐに滝畑ダムが見えてくる。しばらくはダム湖沿いの道。左手には岩湧山の流麗な山容が望まれる。

岩湧山を映す滝畑ダム

 湛水区間が終わるあたりから道が狭くなってくる。光滝寺キャンプ場が近くなると、そこここに川遊びを楽しむ家族連れの姿が目立ちだす。なおも山道を進むと、大小のパーキングがあり、どこも満車状態。滝畑四十八滝への道は離合困難な細い山道なのにでかい四駆やバンが走り回っている。眼下に巨大な駐車場を見て進むとすぐに行き止まりとなる。ここで来た道を取って返し滝でも撮ろうかと思ったが、駐車場はどこも満杯だしこんな狭い道で退避場に停めるなんて短時間でも駄目だし、何よりもちょうど昼時の川べりではバーベキューの煙がもうもうと立ち昇り、芋の子を洗うような状態。怖気をふるい早々に退散、川からは鶴橋の駅にいるかのような匂いが立ち込めていた。

ここは鶴橋か
煙はもちろん匂いつき

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撮影日 2001.7.15


2.石川に流れ込む川へ(1)    3.石川に流れ込む川へ(2)    4.石川下流で           


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