高瀬川

大和川2次支流 ・流入先 〜佐保川大和川 ☆大和川水系一級河川 訓:たかせがわ
高瀬川支流 ・楢川 ・正田川

 奈良市・天理市・大和郡山市を流れる、佐保川の支流。
天理市福角町の桜峠付近に発し西流、奈良市最南東部の米谷町(まいたにちょう)と天理市石上町(いそのかみちょう)の境に深い谷を刻み、このあとは国道25号沿いに流れて天理市櫟本町を貫流、大和郡山市伊豆七条町で佐保川左岸に注ぐ。
一級河川の起点は奈良市米谷町ムカエノ裏。

奈良市米谷町  左上流、右下流望
米谷町の谷 米谷町 名阪国道の橋梁
堰堤 荒瀬

 源流部は県道192号福住横田線沿いに流れる。
狭い谷底平野を開き、棚田が作り出される。
急傾斜を流れ下るため、落差工が多く設けられている。

天理市岩屋町 192号福住横田線から見下ろした高瀬川の谷・右岸側から
画面奥の山腹に名阪国道が通る
天理市岩屋町 増田酒造脇を流れる高瀬川 192号岩屋東橋から
銘酒・都姫を醸す蔵元

 天理市に入っても、天理東インターあたりまでは同じような川相が続く。
古い道沿いに小集落があり、四季折々に風情ゆたかな里川である。

天理市岩屋町 水門  左/高台から見下ろし、右/下から見上げ
導水路 右写真奥は白川溜池

 名阪国道の天理東ICの北では堰が作られ、白川溜池に水を分ける。
高瀬川支流の楢川を堰き止めたダム湖で、上水水源となるもの。
この堰は名阪国道からもよく見える。
この付近には、江戸から昭和初期にかけて水車小屋が見られたという。

天理市櫟本町  左上流、右下流望

 櫟本町に入っても、しばらく深い谷を刻む。
左岸側は名阪国道が通じるため開けているが、右岸側には丘陵が迫っている。
この丘の上にはシャープの開発センターがある。

天理市櫟本町・R169西方 左上流、右下流望
左写真奥の鳥居は和爾下神社

国道169号をくぐるあたり、和爾下神社の南を流れるあたりで高瀬川は平地に出る。
このあとしばらくは櫟本の集落を貫通するため三面張りの都市河川となり、幅も一部狭くなる。
和爾下神社は古代豪族・和爾氏ゆかりの社で、付近には古墳も点在する。
和爾氏は同族に柿本人麻呂や小野妹子を輩出している。

天理市櫟本町・天理団地傍  左上流、右下流望

 櫟本の集落を抜けた高瀬川は天井川となり堤も高い。
郊外に建つ櫟本西部団地のところで大きく二度曲折する。
大和郡山市に入ったところで楢川をあわせ、向きをやや南西に振り佐保川との合流に向かう。

大和郡山市横田町・伊豆七条町境  左上流、右下流望

 下流部は田園地帯を流れる。国中(くんなか)の典型的な風景。
堤は高く、河畔には旺盛に草が繁る。

大和郡山市伊豆七条町 奥が佐保川

 佐保川には斜めに合流する。堤は双方とも高い。
上写真の佐保川堤の向こうに見える建物は馬司町の中央卸売市場。

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