旧猪名川

神崎川1次支流 ・流入先 〜神崎川 ☆淀川水系一級河川 訓:きゅういながわ

 大阪府豊中市と兵庫県尼崎市を流れる、神崎川下流部の支流。
一級河川の起点は豊中市名神口3丁目、尼崎市東園田7丁目。
阪神高速大阪池田線豊中ICの西側、豊中市と尼崎市の境を猪名川左岸沿いに南流し、尼崎市戸ノ内町(神崎川毛斯倫大橋上手)で神崎川右岸に注ぐ。

 下流部において激しく蛇行する猪名川の旧流路で、園田競馬場付近から尼崎市戸ノ内町にかけて曲折した跡を残している。ここはまた府県境でもある。
豊中市利倉西には古い堤防を利用した自然歩道が整備されており、豊中市庄本町付近には長大な旧猪名川堤防緑道帯があり観桜スポットとなっている。

豊中市庄本町・尼崎市戸ノ内町境

庄本浜船着跡常夜灯 左の灯籠は豊中市庄本町の旧猪名川右岸の橋たもとに残る庄本浜船着跡に残る常夜灯。
 水路ではこのあと相川・高浜・江口を経て京・伏見へ至り、陸路では山崎へ至る京街道の重要な渡しであった。
 この常夜灯は江戸末期のもので、庄本町の町会によって保存されている。

 撮影日 2003/4/20

*フレーム解除


▲神崎川   ▲淀川   ▲サイトトップ