山辺川

神崎川3次支流 ・流入先 〜一庫大路次川猪名川神崎川 ☆淀川水系一級河川 訓:やまべがわ
山辺川支流 ・岩谷川 ・白木谷川

 大阪府豊能郡能勢町を流れる、一庫大路次川に注ぐ川。
能勢町北境の山地に発し能勢町北部を南東流、能勢町平通と片山の境で大路次川中流部右岸に注ぐ。
 一級河川の起点は能勢町山辺。水源は地深山。

山辺川源流部 
 源流は、能勢町北端の天王峠付近に発する。山向こうは篠山市で、由良川水系との大分水界となる。
以降しばらくは深い山に谷を刻んで南流する。
一帯は大阪府が指定した水源涵養のための保安林となっている。
川は、傾斜地を木の間隠れに流下する渓流で、清冽な水が流れている。
源流部には町道・山辺一里松線が沿う。国道173号はこの部分では高速道路のような道で、崖の上に通じている。

砂防ダム 源流部の山中には能勢おくやま青少年キャンプ場や、一里松キャンプ場がある。
一里松の施設付近では、川に大規模な砂防ダムを建設中で、旧道は立入禁止になっている。

能勢グリーンランド前

 上写真の、私設のオートキャンプ場付近が谷口となる。
ようやく川べりも開けてくるが、傾斜はきつく落差工が多数設けられている。

山辺の里を流れる中流部


 公民館や保育所がある山辺の里の中心部にさしかかる頃には、明るく開けた谷の真ん中をゆったりと幅を広げて流れる。
流域には水田が広がり、堰かれた川水が配水されてゆく。
川相はのどかな里川で、澄んだきれいな水が流れる。

山辺の里

河口 山辺の里を過ぎた川は、能勢町中央部の小盆地へと流れてゆく。
栗栖(くるす)を過ぎ、片山と平通の境でY字を描いて大路次川中流部右岸に合流して流程を終える。


   撮影日 2003/8/16

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