淀川1次支流 ・流入先 〜淀川 ☆淀川水系一級河川 訓:おおいしがわ

大石川支流

奥山田川(←里川清水谷川大福川(←大杉川)) ・山城谷川 ・山田川


 滋賀県大津市を流れる、淀川の支流。
大津市大石小田原町の南端・京都府綴喜郡宇治田原町との境の山に発し県道782号宇治田原大石東線沿いにはじめ北東流、大石小田原地区を貫流し、大石龍門町で北に転じ、大津市大石淀で淀川(瀬田川)左岸に注ぐ。
一級河川の起点は大津市大石小田原町の西海道。

■ 上流

 大石川の水は、京都府宇治田原町との境の山から来る。
上流の大石小田原町では、谷地田の真ん中を流れる里川。

大石大田原町 宇治田原との境の峠を越えた付近
大石小田原町小田原バス停付近 大石小田原 公民館付近で入る支谷
大石小田原付近の川面 大石小田原 谷口を望む

 大石小田原の里では、川沿いに農地が広がり、山は植林杉と雑木の混交林。
細い、名も無い支谷が両の山から入ってくる。
川相は、古い様式の護岸や床固工が見られる里の小川。水量は少なく浅いが、清澄な水を流す。

■ 中流

大石龍門町 寿長生橋から 左/上流、右/下流望
寿長生橋を渡ったところにある「叶匠壽庵 寿長生の郷」
大石龍門町 はしもと橋から 左上流、右下流望

川面 大石小田原から大石龍門の間は道沿いの谷となり、龍門地区中央部あたりで盆地に出る。
このあたりでは川幅を広げ流量も増し、川水の利用度も高くなってくる。
川沿いには相当数の民家があるが、川面に泡などは見られない。

大石龍門町の大堰 左堰上から、右堰下から

宇治田原大石東線 大石川は、上流から県道782号宇治田原大石東線にほぼ沿って流れる。
道は宇治田原へ抜けるもので、近江と大和を結んだ古道である。
道沿いには、趣き深い古民家も散見される。
大石龍門には古い様式の大きな堰が架けられ、堰下に涼しげな水泡を作り出す。

■ 下流

大津市大石中  大石橋から左上流、右下流望

大石中地区からは、ずっと沿ってきた道と別れ、大石淀と中の境をなして北流し、湛水域の瀬田川左岸に注ぐ。
下流部では、岩盤を削る深い谷となる。

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