大阪府南部・南河内に位置する松原市は急激な都市化が進む中に農地と大小47もの溜池が残る町です。池は魚等の養殖によく利用されています。
冬の池は周年居着いているサギや渡りのカモたちで賑やかになります。
大塚陵墓参考地のヒドリガモ | 大塚陵墓参考地のマガモ |
古墳の周りを取り巻く池に鳥たちがやって来る大塚陵墓参考地。このほかにホシハジロ・オシドリ・カイツブリ・バン・サギ類がいました。
東大海池のカイツブリ | 同・カイツブリつがい |
東大海池は松原市北部の、あと1kmほど北へ行くと大和川という位置にあり多種多様な鳥が集まっています。池は西と東に細い堤で仕切られ、西大海池のほうはゴルフの打ち放しが行われているので鳥はいません。堤の上には羽を乾かすカワウや日向ぼっこのサギ、丸まって就寝中のカモたちが群れています。
東大海池と西大海池の間の堤上 | 堤上のカワウ |
堤へは柵があって立入禁止なので、鳥たちはのんびり羽を休めています。柵の前に車を停めて見ていると、直近にコサギがやって来て水門に群がる小魚を捕り始めました。アオサギなどとは異なりせわしなく動き回り夜店の金魚サイズの魚をひっきりなしにパクついていました。この模様は別項に掲げました。
撮影 2002.1.14