天王寺動物園
飼育鳥

 天王寺動物園にはふだんそのへんで見られない鳥が多数飼育されています。泥棒サギを見るのも興味深いですが、やはり珍鳥との邂逅は格別です。
フラミンゴやペンギンなどお馴染みの定番のほかに最近はやりの生態展示の演出に使われているものもいます。

セイタカシギ フラミンゴ カナダガン

 セイタカシギは爬虫類生態館の湿地を表現したなぜか真っ暗な部屋にチュウシャクシギと一緒にいます。フラミンゴは入口近くで華やかに出迎えてくれます。背後の青い餌箱には泥棒サギたちが餌を盗みにやって来ます。このフラミンゴの一羽が夏の台風の大風に飛ばされ、紀ノ川で見つかったというエピソードもあります。カナダガンは豪華なカバ舎のプールに浮いています。

ダチョウ アフリカハゲコウ ダチョウとエランド

 北園の生態展示「アフリカサバンナ」にはキリン・シマウマなどの草食動物とダチョウやハゲコウが一緒に飼われています。せっかくの生態展示ですが、ここのキリンは動物園生まれでコンクリートの上で育ったため土になかなか慣れないようです。

ワライカワセミ

 阪神高速松原線の下に並ぶケージのひとつに世界最大級のカワセミ・ワライカワセミが飼育されています。いつも鳴くのを待ってみるのですがなかなか笑い声は聞けません。間近で見ると、その大きさにびっくりします。

 天王寺動物園南園には巨大なバードーケージ゛「鳥の楽園」があり、大型の水鳥が飼育されています。
日本では通常見られない珍しい鳥もたくさんいます。
ドーム状のケージ天井外側には「野性」の野良アオサギが集団営巣していて、冬でも巣の跡が残っています。
サギの繁殖期にここを訪れる際には爆撃に注意です。
向こうに見えているタワーは新世界にある通天閣です。

サカツラガン シュモクドリ(撞木鳥) ツクシガモ
ホンケワタガモ ハダダトキ シュバシコウ(朱嘴鴻)

撮影日 2000.12.24

■ 天王寺動物園  都市鳥


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