琵琶湖流入河川 ☆淀川水系一級河川 訓:いりえがわ |
滋賀県坂田郡米原町を流れる、琵琶湖に注ぐ川。
米原町のJR東海道線米原駅の南・梅ケ原栄地区から米原市街地と入江地区の境を流れ、入江干拓地の北側を北西流し2号大津能登川長浜線(さざなみ街道)の入江橋をくぐってすぐ琵琶湖東岸に注ぐ。河口の入江で干拓地中央を流れる幹線水路と磯北川を合わせる。
一級河川の起点は米原町入江の明神・朝妻筑摩の横葭。
干拓資料館前の入江川 耕作が始まっているので濁水を流す |
水門の向こうは琵琶湖 この向こうで磯北川と水路を併合 |
入江内湖は南で松原内湖とも接していた約29haの広大なもの。豊富な漁獲があったと伝えられる。
干拓は昭和初期にはじめられ、完成の暁には両陛下の御幸もあった。
入江川河口近くには干拓資料館が建ち、資料を展示している。工事の折出土した土器なども置いてある。屋外には揚水機の初号機が置かれている。
資料館と地続きに排水機場がある。
排水機場 | 干拓初期に使われた揚水機 | 干拓地中央の水路 |
撮影日 2003/5/25