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2016/2/29 ■ 遠山の金さん捕物帳 第84話「三ん下を男にした女」1972.2.13NET/東映 たばこ高騰の裏にはヤクザと悪徳商人という話に、生き別れの親子の情話をからめる。 幼児誘拐を使嗾した悪党が裁かれたあと、己の出自を知ったその「子」は、永年の情のほうを選び取るのだった。 仙造の処刑ぎりぎり寸前、まさに土壇場へりゅうとした身なりで入ってくるお奉行、このシーンがお白州へスライドするのも面白い。 ロケ地
2016/2/27 ■ 水戸黄門第一部 第6話「暁を駆ける」1969.9.8TBS 今にも一揆が起こりそうな代官領で、格さんは懐かしい友と再会。その彼は、命を賭して代官を諌めるという使命を帯びていた。 捕われた二人に、代官は嗜虐的な課題を与える。それは、信助が戻らねば代わりに人質の格之進を処刑するという、どこかで聞いたような話。代官は暴君ディオニスのようには反省せず成敗されるが、「私を殴れ」のエピソードは採用されている。 ロケ地
2016/2/26 ■ 遠山の金さん捕物帳 第83話「虎に化けた男」1972.2.6NET/東映 夜歩きの金さんは負傷した抜け忍を助けるが、彼が組織を抜けるに至った件にも関わってゆく。 レギュラー「虎吉」成立のお話、お白州で金さんの正体を知る運び。 ロケ地
![]() ■ 大岡越前3 第7話「過去を失くした男」2016.2.26BSP 田所の後輩の北町同心・沢田は、妻を亡くして以来荒れ、抜け荷商人に捜査情報を売るまでになっていた。しかし彼を持て余した悪党が始末にかかり、斬られた沢田は助かるものの記憶を大半失くしてしまう。以降、少年に帰った男の贖罪を皆して助ける筋立て、手柄をすっかり北に投げてしまう、剛毅なお奉行であった。 ロケ地
2016/2/25 ■ 遠山の金さん捕物帳 第82話「江戸中の米を喰った男」1972.1.30NET/東映 米が高騰して遂に死人が出るのも、島抜けの殺人犯がなかなか捕まらないのも、五年前の岡っ引殺しも、根はひとつだった。 白州に引き出され、米買占めを責められるも恬として恥じぬ男に、怒りの桜吹雪が舞う。 ロケ地
話が大きく動く。 徳兵衛は九平次に陥れられて追い込まれ、喜里は息子を思い去ってゆく。そして運命の男女は、手に手を取って暗い森へ向かう。 ロケ地
2016/2/24 ■ 遠山の金さん捕物帳 第81話「花嫁人形の女」1972.1.23NET/東映 八熊の喧嘩を止めに入ったことで無礼討ちに遭った大工、この悲劇には裏にもっと醜い思惑が隠されていた。 無礼討ちの段階で幕閣に猛抗議した遠山さま、このときすげなくあしらった大目付がお裁きのあと平謝りの態で、見る者の溜飲を下げる。 ロケ地
2016/2/23 ■ 遠山の金さん捕物帳 第80話「夢を見た男」1972.1.16NET/東映 婚礼を目前に控えた娘がいる富商を強請った男は、金を手にしてご機嫌でゆく帰り道に密殺される。自首して出たのは犯人ではない青年、死を覚悟のその行為には、深すぎる訳。 虐げられた人々を騙した悪党を許しておく奉行ではないが、己一人でどうにもできぬ社会悪にはただ詫びるしかないのだった。 ロケ地
2016/2/22 ■ 遠山の金さん捕物帳 第79話「流れ星を斬る男」1972.1.9NET/東映 医者殺しではじまる物騒な事件は、血よりも濃い友の絆が悪に打ち勝つ、爽快な結末を迎える。彼らを見捨てない、金さんの奔走ぶりも泣かせる。 ロケ地
2016/2/20 ■ 水戸黄門第一部 第5話「血槍の弥平」1969.9.1TBS 仇討ち主従を助けることになる老公、場所柄や護衛の毛利家中のことを考慮、犬医者になりおおせている仇を安倍河原へ引きずり出し、みごと本懐を遂げさせてやるのだった。 老公を害そうとやって来る兵庫だが、討たれる仇が犬医者と聞いて引き上げてしまうのも大笑い。 ロケ地
2016/2/19 ■ 遠山の金さん捕物帳 第78話「赤ちゃんを盗んだ男」1972.1.2NET/東映 盗賊奇譚、駆け出しの義賊と、とうに足を洗った老盗と、今ばたらきの凶賊の運命が交錯する話。その昔盗っ人にさらわれた赤子が実親のもとへ復する逸話が、全ての者にからんでくる。 ロケ地
源さんのマドンナが血刀持って現れて「人を殺めました」と自首、彼女は老中・水野和泉守の元養母であったため大騒動に。源さんらの奔走で政敵の企みは暴かれ、於満紀さまは日常を取り戻し、源さんのひそやかな思いもそのまま続いてゆく。 ロケ地
2016/2/18 ■ 遠山の金さん捕物帳 第77話「人形にされた女」1971.12.26NET/東映 またまた登場の春海和尚、金さんの要請により悪党のもとへ出向き、口先三寸で大枚五百両をせしめてくるという荒技をかます。 タイトルの人形はヒヒ親爺に供される悪趣味な貢物、しかし来たのはお目当ての小町娘の生き人形ではなく、寝棺に入った死人仕立てのお光。 ロケなしセット撮り ■ ちかえもん 第六回「義太夫些少活躍(ぎだゆうわりとかつやく)」2016.2.18NHK 忠右衛門とお初の対峙、その場から徳兵衛を遠ざけようとするちかえもんの気遣いは空回り、しかし事実が周知される結果となり、気持ちはとにかく場はおさまる。 だが、どす黒い意思の持ち主は、何のカタルシスも得ていないのだった。 ロケなしセット撮り 2016/2/17 ■ 遠山の金さん捕物帳 第76話「似顔絵の男」1971.12.19NET/東映 八公の半纏を着込んで死んでいた男から紐解かれてゆく事件、怪しの賭場が浮かぶ。潜入する金さん、若い娘から人捜しまで頼まれてしまう。そうこうするうち、人の消えるからくりが明らかになってゆくのだった。 ロケ地
2016/2/16 ■ 遠山の金さん捕物帳 第75話「うっちゃられた男」1971.12.12NET/東映 相撲の八百長ネタ。お侍は対面のため、生臭坊主はカネのため、それぞれ綱を賭けた大勝負にからんでくるが、殺された芸者の件で金さんが出張ってきているのだった。 互いを大した曲者とにらみ相対する「親子対決」がやはり見もの、今回は終始コミカル。 ロケ地
2016/2/15 ■ 遠山の金さん捕物帳 第74話「江戸をかっ払う男」1971.12.5NET/東映 掏摸のシマ争い、死人も出る物騒さ加減だが、むかし遠山さまが捕えそこなった名掏摸の親爺がらみ情話が基本。掏摸の親玉同士の対決で、奉行の懐中を競うのも見どころ。 ロケ地
2016/2/13 ■ 大岡越前3 第5話「夢で拾った革財布」2016.2.12BSP 定番の「芝浜」ネタ、財布は強盗が隠したものという設定で、事件性を持たせてある。ものが大岡越前なので、重点はお白州でのドラマに置かれている。 ロケ地
あほぼんと相惚れと誰もが思う、遊女・初の過去が本人の口から語られる。彼女の狙いは平野屋忠右衛門、この強烈な意思の流れに、いいのも悪いのもお馬鹿なのも乗っかってくるのであった。 ロケなしセット撮り 2016/2/12 ■ 遠山の金さん捕物帳 第73話「かどわかした男」1971.11.28NET/東映 遊んでいた子のうち、富商の子でなく貧乏浪人の子がさらわれる。人違いと見えてその実はという話なのだが、誘拐されたのは近所中で鼻つまみの悪ガキ、親父の浪人も団扇太鼓をだんすか叩くばかりでひたすら怪しく、金さんも見込み違い。坊の悪戯は人恋しいためという結論で、厳父は反省させられるのだった。 ロケ地
2016/2/11 ■ 遠山の金さん捕物帳 第72話「花の街に居残った男」1971.11.21NET/東映 竜巻組なる賊を追って品川まで遠征のカナ文、一緒に行った金さんは、楼で起きた殺人事件にピンと来て居残りを決め込む。果たして楼主や番頭は関係者、目当ての賊も焙り出されてくるのだった。 早回しできびきび働く金さん、楼の女たちにモテモテの金さんの描写が笑える。 ロケ地
2016/2/10 ■ 遠山の金さん捕物帳 第71話「義賊と呼ばれた男」1971.11.14NET/東映 義賊を気取る盗っ人は、愛する人の幸福を奪ったのが他ならぬ己と知り、加えて盗みそのものが悪党の使嗾だったことを知る。 人の心の光を掬い上げ明るいほうへ導く、金さん的ちょっといい話。 ロケ地
2016/2/9 ■ 遠山の金さん捕物帳 第70話「笑って消えた男」1971.11.7NET/東映 このままだと禄でもない輩になりそうな、ちんぴら三人組。彼らの前に現れた旅人は、苦み走ってかっこ良く、腕っ節も強い兄哥。たちまち心服する若者たち、しかし金さんは彼らの憧れをあえて砕こうとするのだった。 ロケ地
2016/2/8 ■ 遠山の金さん捕物帳 第69話「牢に散る男」1971.10.31NET/東映 阿漕な牢医師の父の所業を激しく憎む青年、彼が父殺しで処刑という事態を受け、金さんは牢に潜入し話を聞く。果たして陰謀なことが知れるが、役人までグルなので、金さんはとんでもない危機に陥るのだった。 ロケ地
2016/2/6 ■ 遠山の金さん捕物帳 第68話「泥棒志願の男」1971.10.24NET/東映 殺人事件を目撃する八熊だが、カナ文を連れて戻ると死体は掻き消えている。揃って何も聞いていないと証言する、近くの長屋の衆を怪しんだ金さん、ぽっと出の田舎物を装い潜入するが、そこは住人全員がメンバーという泥棒長屋だった。 本筋は物騒な事件であるが、登場人物がアレなため終始コミカル。劇伴もいつになく気抜けて笑える。 ロケ地
2016/2/5 ■ 大岡越前3 第4話「将軍さま怒る」2016.2.5BSP 因業金貸しの肩を持つ岡っ引が、微行中の上様をかんかんに怒らせてしまい、あわや岡っ引制度廃止という騒動に。 当の岡っ引と、借金して家を出ていたダメ亭主のヒューマンドラマが展開され、裁きを陰で見ていた将軍をホロリとさせ、めでたく制度は存続の運びとなる。 ロケ地
2016/2/4 ■ ちかえもん 第四回「善悪不明九平次(ぜんかあくかくへいじ)」2016.2.4NHK 近松の妄想、一人歩きして炸裂の巻。スランプ作家が苦吟している間、平野屋への企みは進行しつつあり、島原から来た遊女の真意も見え始める。 ロケ地
2016/2/3 ■ 遠山の金さん捕物帳 第67話「世にも気楽な男」1971.10.17NET/東映 勘当された道楽息子、女と手に手をとって江戸へ出て、苦労するかと思いきや春画を描いて飯を食う。そのうえ女を馬鹿なかたちで道具に使い、お大尽から金をせしめる始末。しかし何軒目かの妾奉公先で物騒な事件が起こり、金さんのご厄介になってしまうのだった。 ロケ地
2016/2/2 ■ 遠山の金さん捕物帳 第66話「燃える髪の女」1971.10.10NET/東映 相次いで起こる娘の失踪には、怪しの見世物小屋がからんでおり、目的はお決まりの人身売買と阿片密輸。これに、天涯孤独の混血児の女の哀話が入って味をつける。 ロケ地
2016/2/1 ■ 遠山の金さん捕物帳 第65話「鼻ッつまみの男」1971.10.3NET/東映 昼は町で悪さをはたらき、夜は人知れず善行を施す不可解な男。奇矯なふるまいの裏には、三年前の嵐の夜に由来するトラウマが潜んでいた。 ロケ地
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